犬が食べれる果物

犬がブルーベリーを食べる効果は何ですか?

      
犬がブルーベリーを食べても大丈夫 犬が食べれる果物
       

愛犬の健康と幸せを願う飼い主さんにとって、ペットの食事は大切な話題です。特に、人間用の食べ物を犬に与える際には、その安全性と適量を知ることが非常に重要です。ブルーベリーは、その豊富な栄養素で知られていますが、犬にとっても同じ効果をもたらすのでしょうか?この記事では、犬がブルーベリーを食べることの安全性と、健康を維持するために推奨される量について詳しく説明します。

この記事で理解できること
  • 犬にとってのブルーベリーの安全性
  • ブルーベリーの効果
  • ブルーベリーの白内障効果について
  • 犬のブルーベリーの適量(粒・個数)
  • ブルーベリーの栄養素
  • 犬にブルーベリージャムを与えてもいいの?
  • 犬にブルーベリーヨーグルトを与えてもいいの?

犬はブルーベリーを食べてもいいの?

フレンちゃん
フレンちゃん

ブルーベリーってブドウに似ているけど、犬が食べても平気なの?

ビーちゃん
ビーちゃん

確かにブルーベリーは、ブドウに似ているけど、ブルーベリーはブドウ科ではなく、ツツジ科なので、食べても問題ありません。

フレンちゃん
フレンちゃん

ブルーベリーに毒性はないの?

ビーちゃん
ビーちゃん

ブルーベリーは毒性はなく、ビタミンやミネラル、アントシアニンが含まれ、犬が食べても大丈夫な果物です。もちろん適量に限ってのことです。

本当にブルーベリーは犬に悪い影響を与えませんか?

獣医師. Sandra Mitchellは、次のように述べています。

一般的に、犬にブルーベリーを与えることで、悪い影響を与えることはありません。ただし糖尿病を患っている犬や病気のため処方食を服用している犬にはブルーベリーなどの糖分の多い果物を与えてはいけません。特に冷凍ブルーベリーは、鮮度が高いまま冷凍することで、生のブルーベリーよりも成分が強いので注意してください。

犬が食べてもいい果物

ブルベリー以外に犬の健康に寄与する果物です。

ブルーベリーは犬に驚くべき効果をもたらす!?

ブルーベリーは犬に驚くべき効果?

ブルーベリーは、犬にとってビタミン、ミネラル、抗酸化物質、ファイトケミカルの優れた供給源となります。そのため、犬にとって健康的なおやつといえます。

これらのブルーベリーに含まれる栄養素は、人間だけでなく、犬にとっても、免疫システムの強化、特に高齢犬の脳の老化の改善、癌や心臓病などの病気と戦う可能性など、さまざまな健康上の利点をもたらすことが研究で示されています。しかも低カロリーで繊維が豊富なので、犬の消化器の健康に役立ちます。

参考サイト:米国農務省農業研究マガジン「ブルーベリーと健康:人気の果物の栄養の秘密を科学者が研究

ブルーベリーは目に効果があるの?

ブルーベリーは目に良いとされていますが、実際はどうなんでしょうか?

ブルーベリーが目に良いとされる根拠は、成分に含まれている「アントシアニン」という濃い紫色の色素の効果とされています。

アントシアニンは、ポリフェノール(紫外線やウイルスなどの外敵から実を守るために植物が作り出した成分)の一種で、目の機能回復や強い抗酸化作用があるとされています。

抗酸化作用とは、体内で発生した活性酸素を除去したり、抑制する働きがあります。その働きにより、老化やガン抑制などの予防につながっています。ちなみにビタミンCやビタミンEも抗酸化作用があります。

ビーちゃん
ビーちゃん

アントシアニンは、ブルーベリーの他に、ナス、紫芋、紫キャベツ、赤シソ、黒豆などにも多く入っているよ。ただしアントシアニンは、すべてが紫色ではなく、植物によって色調が異なっています。季節が秋になるとモミジが赤くなる紅葉が始まりますが、その赤色の正体もアントシアニンです。

またアントシアニンは、PH(ペーハー)によっても色が大きく変化するという特徴があります。一般的に、酸性の溶液では赤紫やオレンジ、中世やアルカリ性で青~緑を示します。例えば、卵白(弱アルカリ性)にブルーベリーや紫芋のパウダーを入れると青になり、さらにレモン(酸性)をかけると赤(ピンク色)に変わります。参考サイト:NGKサイエンスサイト鹿光生物科学研究所共立理化学研究所

犬の白内障にブルーベリーは効果があるの?

白内障とは、水晶体が白く濁る病気です。ひどいものは目を見ると白い幕が張っているのがわかります。この白い幕は、タンパク質が変性することによるものです。

タンパク質の変性についてわかりやすい例えが目玉焼きです。目玉焼きをフライパンに落としたときは、白身は透明です。そこに加熱すると、透明が白に変わります。これはタンパク質が熱によって変性してしまうためです。このような現象が目で起こっているのが白内障です。参考サイト:日本ブルーベリー協会

さて、本題のブルーベリーと白内障についてです。残念ながら、ブルーベリーの健康効果に関する研究は続いていますが、現時点では、人にも犬にとっても、ブルーベリーが白内障の治療や予防に直接効果的であるという研究論文はありません。

しかしながら、「正常眼圧緑内障患者におけるアントシアニン摂取により暗順応と一過性の近視移行が改善され、網膜の血液循環が改善された」という臨床研究の報告はあります。参考サイト:視覚と目の健康に対するアントシアニンの治療効果

犬のブルーベリーの量 |1日何粒与えることができますか?

犬のブルーベリーの量

先ほど述べましたようにブルーベリーは、健康に良い果物ですが、与えすぎは逆に健康を害してしまいます。そこで、2人の獣医師が推奨する安全な目安量(粒)を調べてみましたので、参考にしてください。

1.獣医師サンドラ・ミッチェル博士推奨のブルーベリー適正量・粒数

超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬、超大型犬別の獣医師おすすめのブルーベリー適正量です。

参考サイト:犬はブルーベリーを食べても大丈夫?

型別体重代表的な犬種ブルーベリーの量(粒数)
超小型犬1~9kgチワワ、ポメラニアン、トイプードル、パグ、ヨーキー、柴犬1~2粒
小型犬~13kgビーグル、アメリカンコッカースパニエル2~3粒
中型犬~22kgボーダーコリー、ブルドッグ3~5粒
大型犬~40kg秋田犬、ピットブル、ラブラドルレトリバー、ジャーマンシェパード5 ~ 6 粒
超大型犬40kg~セント・バーナード、グレート・ピレニーズひと握り
犬のブルーベリーの適正な量

2.獣医師アデル・サドゥン氏によるブルーベリー適正量・粒数

獣医師アデル・サドゥン氏が推奨するブルーベリーの量は、1日あたり体重1kgあたり10gを超えてはならず、または 1 日のエネルギー必要量の10%を超えてはいけないという見解です。

ブルーベリー1粒の重さは、約2gです。体重3kgの犬なら30gなので15粒まで。体重5kgなら25粒まで。体重10kgなら50粒までとなります。

参考サイト:犬はブルーベリーを食べても大丈夫でしょうか?

適正量のまとめ

公式には、ブルーベリーの適正量のガイドラインはありません。そのため、各々の獣医師による判断となりますので、上で比較したように適正量は、大きく違っています。この点については、日本の獣医師が推奨する適正量もやはり大きく違っています。

どちらの推奨量を採用して愛犬にブルーベリーを与えたらいいのかですが、初めて与える場合には、少ない量から始め、体調などをみて判断する。あるいは、かかりつけの獣医師がいらっしゃるならば、相談して決めるのがよいでしょう。

ブルーベリーの栄養素

ブルーベリーは、低カロリー(100gあたり48kcal)で、バナナ100gのおおよそ半分です。一粒あたりのカロリーは、約1kcalです。そして食物繊維が豊富です。しかも、抗酸化作用を持つアントシアニンも含まれています。ブルーベリーに含まれるビタミンとミネラルのリストは次のとおりで、犬の健康促進に役立ちます。下記の表は、食品成分データベースを参考にしています。

ミネラルが犬の健康に役立つ

食品成分エネルギーカリウムカルシウムマグネシウムリン亜鉛マンガンモリブデン重量
kcalmgmgmgmgmgmgmgmgμgg
ブルーベリー生48708590.20.10.040.261100

犬にも必要なビタミンC

ブルーベリーは、ビタミンの中で、抗酸化物質であるビタミンCが一番多く含まれています。犬にとっても、抗酸化物質は活性酸素を除去し、体の酸化を防ぐため、老化やガンなどから防いでくれる効果が期待できます。トコフェロールとは、ビタミンEのことです。

食品成分βーカロテンレチノール活性当量αートコフェロ|ルγートコフェロ|ルビタミンKビタミンB1ビタミンB2ナイアシンビタミンB6葉酸パントテン酸ビオチンビタミンC重量
μgμgmgmgμgmgmgmgmgμgmgμgmgg
ブルーベリー生5551.70.6'(15)0.030.030.20.05120.121.19100

犬へのブルーベリーの与え方

  • ブルーベリーを生のまま与える
  • 冷凍ブルーベリーを解凍してから与える
  • ブルーベリーをプレーンヨーグルトに混ぜて与える
  • ブルーベリーをすり潰してドッグフードに混ぜる

犬にブルーベリーを与える際の注意点

犬にブルーベリーを与える際の注意点があります。

  • ブルーベリーのへたは取ってください
  • 農薬の心配もあるため、十分すぎるくらいよく洗ってください
  • 病気などがある犬でブルーベリーを与えることが心配なら前もって獣医師に相談してください
  • 糖尿病の犬や病気のため療法食を与えている犬にはブルーベリーは与えないでください。

冷凍ブルーベリー

ブルーベリーを冷凍したものも犬に与えることができます。こちらは、ドッグフードのトッピングとして最適です。

ブルーベリー冷凍ものは、そのままでも問題ありませんが、お腹のこわす可能性があるようなら、凍ったままではなく、自然解凍してから与えましょう。冷凍ブルーベリーについの詳細はこちらの記事をご覧ください。

乾燥ブルーベリー

ブルーベリーの生は、48kcal、炭水化物12.9g、ビタミンCは9mgです。これを乾燥させたものは、100gあたりのカロリーは280kcal、炭水化物72.5gと大幅に増え、ビタミンCは微量となります。そのため、生のブルーベリーとは違い糖尿病など持病のある犬にあげる際には十分注意が必要です。

犬にブルーベリージャムを与えてもいいの?

犬にブルーベリージャムは食べさせないほうがよいものです。その理由として、市販のブルーベリージャムには砂糖や香料、保存料などの添加物が含まれているからです。ブルーベリーが健康によいとはいえ、犬に砂糖や添加物などは好ましくありません。

犬はブルーベリーヨーグルトを食べてもいいの?

一般的に市販のブルーベリーヨーグルトには、増粘多糖類、酸味料、香料などが含まれています。そのため市販のブルーベリーヨーグルトは与えないほうがよいです。
自宅でプレーンヨーグルトにブルーベリーのみを混ぜて食べさせるのは大丈夫ですが、プレーンヨーグルトが体質にあわないワンちゃんもいるので、少量からはじめて様子をみてください。

犬がブルーベリーを食べたら下痢をした

犬種や個体にもよりますが、ブルーベリーを食べて下痢をすることがあります。理由としては、ブルーベリーには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。水溶性食物繊維は、便を柔らかくする作用がありますので、与えすぎは下痢の原因となります。

また、ブルーベリーによるアレルギー発症により下痢をする犬もいます。アレルギーの症状としては、以下のものがあります。

  • 皮膚の問題:犬のアレルギーで最も一般的な症状は皮膚の問題です。かゆみ、赤み、湿疹、脱毛、炎症などが見られることがあります。犬が頻繁に体をかいたり、なめたり、噛んだりしている場合は、アレルギーの可能性が高いです。
  • 耳の問題: アレルギーによって耳の感染症や炎症が起こることがあります。耳を頻繁に振る、耳をかく、耳から異臭がするなどの症状が見られる場合は注意が必要です。
  • 消化器症状: 食物アレルギーの場合、下痢や嘔吐などの消化器系の症状が現れることがあります。突然の食欲不振もアレルギーの兆候の一つです。
  • 目の問題: 目の周りが赤くなったり、目やにが多くなったりするのもアレルギーの一つの兆候です。

これらの症状が見られた場合、まずは獣医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。また、アレルギーの原因を特定し、避けることも治療の一環となります。

まとめ

〇 ブルーベリーは毒性がありませんので、犬が食べても大丈夫ですが、適切な粒数があります。体重9kgまでの超子小型犬は、1~2粒。13kgまでの小型犬は、2~3粒。22kgまでの中型犬は、3~5粒。40kgまでの大型犬は、5~6粒。40kg以上の超大型犬は、一握りです。

〇 ブルーベリーが白内障の治療や予防に直接効果的であるという研究論文はありませんが、網膜の血液循環が改善されたという臨床研究の報告はあります。

〇 ブルーベリージャムは、砂糖や保存料などの添加物が含まれているものは、犬に食べさせるのは適切ではありません。

〇 冷凍ブルーベリーは、犬にあげても問題ありませんが、冷たくてお腹をこわす可能性がありますので、解凍してからあげてください。

〇 ブルーベリーを食べて下痢をするようならば、与えすぎ、もしくはアレルギーの疑いがあるため、あげるのを中止して、獣医師に相談してください。

以上、犬はブルーベリーを食べても大丈夫。数粒でも大きな効果がある!?でした。

記事執筆者
misato

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