犬が食べれる野菜

犬にかぼちゃを与えるメリットはなんでしょうか?

      
犬はかぼちゃを食べても大丈夫 犬が食べれる野菜
       

犬はかぼちゃを食べても大丈夫です。しかし、与える際には適量を守り、正しい方法で提供することが重要です。かぼちゃにはビタミンA、ビタミンC、食物繊維など、犬の健康に良い栄養素が含まれていますが、過剰に与えると消化不良や腸内の問題を引き起こす可能性があります。

この記事では、犬にかぼちゃを与える具体的な量や与え方、メリット、注意点について解説します。

かぼちゃを犬が食べても大丈夫?

獣医師による監修下の情報によりますと、かぼちゃは犬にとって安全な食材の一つなので与えても大丈夫です。かぼちゃの甘みは犬も好むため、健康的なおやつとして適しています。しかし、生のかぼちゃは硬く消化しにくいため、蒸して柔らかくしたものを与えましょう。

かぼちゃの栄養成分によるメリット・効果

かぼちゃは犬の健康に多くの利点をもたらします。その栄養成分が犬の体に良い影響を与えるため、適量を食事に取り入れることが推奨されます。以下はかぼちゃが犬にもたらす主な健康効果です。

消化促進と腸内健康

  • 食物繊維が豊富:かぼちゃは水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含んでおり、犬の消化系の健康をサポートします。食物繊維は便秘の解消や下痢を防ぐ効果があり、腸内環境のバランスを整えます。さらに高繊維食は、犬の腸を大きくし、肛門腺を自然に絞り出すのに役立つとされています。これにより、肛門腺の問題を回避するのに役立ちます。また、かぼちゃの食物繊維は腸内環境を整えるのにも有効です。

体重管理

  • 低カロリー:かぼちゃは、低カロリーでありながら栄養価が高いため、体重管理が必要な犬に適しています。食物繊維が豊富で満腹感を与えるため、過食を防ぎます。

免疫系の強化

  • ビタミンと抗酸化物質:かぼちゃはビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、Eなどの抗酸化ビタミンを含んでいます。これらは犬の免疫系を強化し、細胞を酸化ストレスから保護します。

健康な皮膚と被毛

  • 必須脂肪酸:かぼちゃの種に含まれるオメガ3およびオメガ6脂肪酸は、皮膚の健康を促進し、被毛を艶やかに保つのに役立ちます。

尿路健康

  • 水分とカリウム:かぼちゃは自然な水分を多く含み、カリウムも豊富です。これらは犬の尿路系の健康をサポートし、腎臓の機能を促進します。

眼の健康

  • ビタミンA:β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、犬の視覚の健康維持に重要な役割を果たします。

犬のためのかぼちゃの調理について

かぼちゃを調理中

犬にかぼを与える際には、生ではなく、加熱したかぼちゃを与えましょう。
かぼちゃをゆでる際のポイントについて説明します。かぼちゃはその甘みと栄養価の高さから、様々な料理に使用されます。ゆでる方法は簡単で、素材の味を生かした調理法として人気があります。

かぼちゃをゆでる基本的な手順

  1. かぼちゃの下処理
    • かぼちゃをよく洗い、適当な大きさにカットします。皮をむくかどうかはお好みですが、皮を付けたままゆでると栄養を逃がさずに済み、また食感のアクセントにもなります。
  2. カットする
    • かぼちゃを一口大や均等な厚さのスライスにカットします。カットする際は、大きさを揃えることで、均一に火が通るようにします。
  3. ゆでる
    • 大きめの鍋にかぼちゃを入れ、水を加えます。かぼちゃがかぶるくらいの水量で十分です。
    • 中火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋をします。柔らかくなるまで10分から15分程度ゆでます。ゆで時間はかぼちゃの種類やカットの大きさによって異なります。
    • 竹串がスムーズに刺さるようになれば、火から下ろし、水気を切ります。

ゆでる際のポイント

  • 強火で沸騰させた後、弱火でゆでる:沸騰後は弱火にしてゆっくりと加熱することで、かぼちゃの甘みを引き出しながら、崩れにくくほどよい柔らかさに仕上がります。
  • 水の量に注意:かぼちゃがちょうど水に浸かるくらいの量でゆでると、均一に加熱できます。多すぎるとかぼちゃの風味が薄まる可能性があります。
  • 蓋をすること:蓋をすることで加熱効率が良くなり、蒸気で温まることで内部までしっかり火が通ります。
  • 冷まし方:ゆでたかぼちゃを冷ます場合は別の皿に移し替えるなどして調整します。

かぼちゃをゆでる際は、均等な大きさにカットし、適切な水量で弱火でゆっくりと加熱することが重要です。これにより、かぼちゃの甘みと栄養を最大限に引き出し、美味しく健康的な料理を楽しむことができます。

犬のかぼちゃの量はどれくらい何グラム?

犬に与えてよいかぼちゃをの量

一般的に犬の副食は、アメリカの獣医師たちは1日に必要なカロリーの10%以内が適量としていますが、日本では、20%まで大丈夫としている獣医師もいます。

また、ある獣医師は1日に必要なカロリーの5%、別の獣医師は10%というように推奨量が異なっています。petMDの記事を監修している獣医師、Sandra C. Mitchellは、犬に与えるカボチャの安全な量は、2%くらいとしています。

また計算で採用しているかぼちゃのカロリーも違っていますので、結果的に適量といっても数字は大きく異なっています。

例えば、かぼちゃのカロリー(ゆでた日本カボチャ)を55kcal/100gとして、体重5kgの成犬で試算してみましょう。ちなみに生のかぼちゃは、41kcal/100gです。

この場合に、犬の1日に必要なカロリーは、374kcalなので、1日に必要なカロリーの5%がかぼちゃの適量であるとした場合に1日に与えてよいかぼちゃの量は、34gです。

一方で、1日に必要なカロリーの10%とした場合には、約68gになります。

安全な量として、1日に必要なカロリーの2%とした場合には、14gです。大さじ1杯の量です。

このように実際には、獣医師による適量といっても、獣医師の見解によってだいぶ違ってくるということは理解しておいたほうがよいでしょう。

かぼちゃによる違い

合わせて、かぼちゃのカロリーですが、生で与えるわけではないと思いますので、厳密には生以外のかぼちゃ、例えばゆでかぼちゃなどのカロリーを採用しないと適量はやはり違ってきます。また、日本かぼちゃ(ゆで55kcal/100)gと西洋かぼちゃ(ゆで80kcal/100g)でもカロリーは違っていますので、厳密にカロリー計算をしたい飼主さんは注意しておきたい点です。

さらに、かぼちゃを犬に与える際の適量は、活動レベルによって異なります。運動をよくする犬とそうでもない犬では違ってきますので、適量は、個体によって違ってくるという点も合わせて注意しておきたい点です。

以上、色々と裏事情的な話をしましたが、少量から始めてアレルギーの有無を確認し、徐々に増やしていくようにして、体重が増えてしまうようでしたら与えすぎなので、減らすなどして見極めていくのがベストです。ただし、かぼちゃを毎日与えでもしななければさほど体重も変わらないと思います。

以下は、次の条件で試算したかぼちゃの量です。

犬のサイズによるかぼちゃの量

  • かぼちゃのカロリーは、ゆでた日本のかぼちゃで100gあたり55kcalで計算。下段の量は、ゆでた西洋かぼちゃ100gあたり80kcalでのものです。
  • 数値は、1日の総摂取カロリー目安の5%として計算
  • かぼちゃ1切れ25gとしています。

超小型犬(体重4kg)のかぼちゃの量

  • ゆでた日本のかぼちゃ1日に29g:1切れと少々
  • ゆでた西洋かぼちゃ1日に20g:4/5切れ

小型犬(10kg)のかぼちゃの量

  • 日本のかぼちゃ1日に57g:2切れと少々
  • ゆでた西洋かぼちゃ1日に40g:1切れ半

中型犬(25kg)のかぼちゃの量

  • 日本のかぼちゃ1日に114g:4切れと半分
  • ゆでた西洋かぼちゃ1日に78g:3切れ

大型犬(30kg)のかぼちゃの量

  • 日本のかぼちゃ1日に130g:5切れと少々
  • ゆでた西洋かぼちゃ1日に85g:3切れ半

上記の試算は、犬が食べて大丈夫な野菜と1日の量(グラム)が計算できますのものです。

犬にかぼちゃを与えるときの注意点

犬に与えてはいけないかぼちゃの種

食材の処理の仕方

かぼちゃを与える前に、必ず皮を取り除き、種を取り出してください。また、蒸して柔らかくすることで消化を助けます。

かぼちゃの皮

かぼちゃの皮は比較的硬く、犬が消化しにくい可能性があります。特に小型犬や消化器系に問題を持つ犬には、皮を取り除いてから与える方が安全です。

また、かぼちゃの皮には農薬や化学物質が残留している可能性があります。オーガニックでないかぼちゃを与える場合は、よく洗浄するか、できれば皮を除去してから与えてください。

かぼちゃの種

かぼちゃの種には良質な脂肪酸、抗酸化物質、繊維、さまざまなビタミンやミネラルが含まれています。脂肪酸は、犬の皮膚と被毛の健康を促進しますし、抗酸化物質やビタミンが免疫系を強化し、健康を維持するのに役立ちます。

しかし、与える際にはいくつかの注意点があります。

生のかぼちゃの種には、消化を妨げる物質が含まれている可能性があるため、与える前には軽くローストするか、茹でてから与えてください。

もしも犬がかぼちゃの種を食べた後に異常が見られる場合は、獣医師に相談してください。

アレルギーについて

ほとんどの犬はかぼちゃを安全に消化できますが、稀にアレルギー反応を示す場合があります。初めてかぼちゃを与える際には少量から始め、犬の様子を観察しましょう。

ワンちゃんのためのかぼちゃのレシピ

消化に良い。かぼちゃのプレーンマッシュ

かぼちゃのマッシュ

材料:

  • かぼちゃ 200g(皮と種を取り除いた後の重量)

手順:

  1. かぼちゃの下処理: かぼちゃを洗った後、皮を剥き、種とわたを取り除きます。一口大のサイズにカットします。
  2. ゆでる: かぼちゃを鍋に入れ、水を加えて中火で沸騰させます。沸騰したら火を弱め、蓋をして15〜20分程度、かぼちゃが柔らかくなるまでゆでます。
  3. マッシュする: ゆでたかぼちゃが十分に柔らかくなったら、水気を切り、ボウルに移します。フォークやポテトマッシャーを使って、かぼちゃをよく潰してマッシュします。この時、かぼちゃが非常に柔らかければ、マッシュしやすくなります。
  4. 冷ましてから提供: マッシュしたかぼちゃを完全に冷ましてから、犬に提供します。熱いと舌をやけどする恐れがあるため、注意してください。

注意点:

  • 犬に新しい食材を導入する際は、まずは少量から始めて、アレルギーや消化不良の兆候がないか様子を見てください。
  • かぼちゃは栄養価が高く、特にビタミンAが豊富ですが、過剰摂取は避けるようにしてください。体重やサイズに応じた適量を守りましょう。
  • このレシピには塩や砂糖、バターなどは一切加えないでください。犬にはシンプルなかぼちゃの味が最適です。

このレシピは、犬の日常の食事に栄養と変化を加えるのに最適な方法の一つです。手間がかからずに、犬が喜んで食べる健康的なおやつや食事の一部として提供できます。

かぼちゃを与えるについてのまとめ

かぼちゃは犬にとって多くの健康メリットをもたらすことができますが、適量を守り、正しい方法で与えることが重要です。犬の健康状態やアレルギーの有無にも注意しながら、安全にかぼちゃを楽しませてあげましょう。

ペットフードアドバイザー・ゆずりん

私が子どもの頃、犬を飼い始めたのはペットフードがまだ広く普及していない時代でした。その当時、私の近所では多くの人が犬にご飯に味噌汁をかけたものを食べさせていましたので、私もそれを見て同じようにしていました。しかし、その犬たちが短命だったのは、後になって理解したことですが、塩分の過剰摂取、タンパク質の不足、及び栄養バランスの不備が原因であったと考えられます。このような個人的な経験を通じて、ペットフードや犬の健康に関する知識を深めてきました。この知識を生かして、私は記事を書き、それをオンラインで共有しています。

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