犬が食べれる野菜

犬にとってのミニトマトの栄養成分と効果はなんですか?

      
熟したミニトマト 犬が食べれる野菜
       

ミニトマトは、人間だけでなく犬にとっても栄養価が高く、さまざまな健康効果をもたらすとされています。その栄養成分と効果について詳しく見ていきましょう。愛犬にミニトマトを与えたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

Question:犬はミニトマトを食べてもいいの?

Anser:ミニトマトの熟した実は犬にとって毒となる成分が含まれていませんので、犬が食べても大丈夫です。ただし、市場で販売されているミニトマトは写真のようにヘタが付いています。

赤く熟したミニトマト

ヘタの部分は、トマチンという毒がありますので取り除きましょう。また、緑色のトマトや葉にもトマチンが含まれています。

したがって、犬にミニトマトを与える場合は、以下の点に注意してください。

必ず熟したミニトマトを与え、青く未熟なものや茎、葉は避けることがたいせつです。また、最初は少量から始めて、犬の体調を観察することが賢明です。異常が見られた場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。

総じて、適量を守り、熟したミニトマトを与えることで、犬はミニトマトの栄養を安全に享受できます。ミニトマトは犬の健康維持に役立つ素晴らしい食材の一つと言えます。

犬とトマトの関係についての獣医師による評価

Sandra C. Mitchell、DVM、DABVPによりますと、犬とトマトについて次のように評価しています。

適量を与えるならば、犬は熟したトマトを安全に食べることができます。しかし緑色のトマトは犬にとって有害になる可能性があるため、「熟したトマト」が犬が食べていいキーワードになります。

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生のミニトマトでも大丈夫なの?

はい、生のトマトは犬にとって安全ですが、完熟したものに限ります。未熟な緑のトマトや植物の部分に含まれるトマチンは有毒なので避けてください。

犬には、生よりも加熱したミニトマトがおすすめ

トマト(ミニトマト)のリコピンは、熱に強い物質です。生のトマトよりも加熱したトマト(ミニトマト)のほうが細胞壁が柔らかくなって壊れ、リコピンが体内で吸収を2〜3倍近く吸収されやすくなります。そのため、トマト(ミニトマト)のリコピンを効率的に摂取したい場合は、焼く・炒める・煮る・蒸すなど、加熱調理がおすすめです。

ミニトマトの栄養成分と効果

ミニトマトの主な栄養成分とその働きは以下の通りです。

  1. リコピン:抗酸化作用があり、細胞の老化防止やがん予防に効果があるとされています。
  2. ビタミンC:免疫力を高め、美肌効果や抗酸化作用があります。
  3. カリウム:血圧の調節や体内の水分バランスを整える効果があります。
  4. 食物繊維:消化を助け、便秘解消や腸内環境の改善に役立ちます。
  5. ビタミンE:細胞の老化を防ぎ、美肌効果があります。
  6. βカロテン:ビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持、視力のサポート、免疫機能の強化に寄与します。

これらの成分は、ミニトマトを生で食べることで効果的に摂取できます。また、リコピンは熱に強い性質を持っているため、加熱調理してもその効果は損なわれません。

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Question:犬にミニトマトを何個与えていいの?

ミニトマト

カロリーベースでの犬に食べさせてよいミニトマトの個数

ミニトマトは犬にとっての主食ではなく、おやつとしてあげるべきものです。一般的に、犬の1日のカロリー摂取量の10%以内でミニトマトが推奨されています。

中くらいの大きさのトマトの重さは約200gで、カロリーは約40kcalです。これは100gあたり20kcalです。また、ミニトマトの場合、1個あたりの重さは約20gで、カロリーは約5kcalとなり、どちらにしても低カロリーな果物です。

体重5kgの犬のミニトマトの上限個数

例えば、5kgの小型犬の場合、1日に必要とされるカロリーは約370kcalです。これの10%は37kcalとなりますので、カロリーベースで考えると、ミニトマト8個が1日の上限量として計算できます。

しかし、水分の摂取量も考慮する必要があります。5kgの犬に必要な1日の水分量は約300ml(体重1kgあたり50~60ml)です。トマトの水分量を考慮すると、トマトからの水分だけで1日の水分量の約60%を補ってしまう可能性があります。したがって、トマトを与える際には水分量も考慮し、全体的な栄養バランスを意識することが重要です。

水分量からミニトマトの個数を計算

トマトの成分の94%は水分ですから与えすぎると消化不良で下痢など起こします。そこで、水分量を基準に考えたミニトマトの個数を表にしました。

中トマトとミニトマトの個数

犬のサイズミニトマト(20g)
3kgの超小型犬1個
5kgの小型犬1.5個
10kgの小型犬2.5個
20kgでの中型犬5個
30kg以上の大型犬10個
犬の大きさ別のトマトの目安量

犬にミニトマトを与える方法

ミニトマトは小さく切って与える

適切な大きさにカットしたトマト

ミニトマトは、与える前に小さくカットしてください。ミニトマトを小さなピースにカットして与えてあげれば、窒息のリスクを減らせますし、消化がしやすくなります。

特に小型犬や老犬には、より小さなピースが推奨されます。

ミニトマトの種や皮

ミニトマトの種と皮は、実よりも消化が悪いですが、そのまま食べさせることができます。しかし、種や皮が苦手な場合は、取り除いて与えましょう。

ミニトマトをドッグフードにトッピング

はい、ミニトマトをドッグフードにトッピングして食べさせることは問題ありませんが、いくつかの注意点があります。

ミニトマトは完熟しているものに限り、未熟なトマトや植物の茎、葉は避けましょう。また、ミニトマトを与える量は少量にして、犬のサイズや健康状態に合わせてください。最初は少量から始めて、犬の体調に異常がないかを観察してください。

犬によってはミニトマトにアレルギー反応を示す場合もあるため、新しい食品を導入する際は常に注意しましょう。

子犬にはいつからミニトマトを与えていいの?

子犬にミニトマトを食べさせるのは、一般的にはミニトマトが完全に熟している場合で、子犬が少なくとも8週間以上の年齢である場合に限定されます。ミニトマトに含まれるトマチンという物質は、未熟な緑色のミニトマトや植物の茎や葉に多く含まれていますので、これが犬にとって有毒です。しかし、完熟したトマトはトマチンの量が非常に少なく、ほとんどの犬にとって安全です。

それでも、子犬にミニトマトを初めて食べさせるときは、小さな量から始めて、その後24時間以内に何か異常がないかを観察しましょう。子犬の年齢や健康状態、または特定の食品に対するアレルギーや反応は個体差があるため、獣医師と相談することをお勧めします。

子犬にミニトマトを与えるときの注意点

トマトを見つめる子犬

子犬の健康と発育には特に注意が必要です。トマトを含む新しい食品を子犬の食事に導入する際には、以下の点に気をつけることがたいせつです。

  1. 獣医師と相談する: 子犬は成犬と異なり、特定の食品に対して敏感な場合があります。初めてトマトを与える前に、獣医師に相談して子犬に適した食品であるか確認しましょう。
  2. 熟したミニトマトのみを使用: 未熟なミニトマトや、茎、葉には犬に有害なソラニンが含まれています。必ず完全に熟した赤いトマトのみを与えましょう。
  3. 小さく切る: 子犬は小さいため、ミニトマトを非常に小さなピースに切ることが重要です。これにより、窒息のリスクを減らし、消化しやすくなります。
  4. 量を控えめにする: 子犬の消化器官はまだ発達途上です。少量から始め、子犬の反応を見守りましょう。ミニトマトの与え過ぎは消化不良やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
  5. 慎重に導入する: 他の新しい食品と同様に、ミニトマトも徐々に子犬の食事に導入してください。初めは非常に少量を与え、子犬の体調変化を観察しましょう。
  6. 加工品は避ける: 市販のミニトマト製品には塩分や添加物が含まれている可能性があり、子犬には適していません。自然な状態のミニトマトを選ぶことが大切です。
  7. アレルギー反応に注意: 皮膚の発疹やかゆみ、下痢などのアレルギー反応に注意し、異常を感じたらすぐに与えるのを中止し、獣医師に相談してください。

これらのガイドラインを守ることで、子犬がミニトマトを安全に楽しむことができます。子犬の食事に新しい食品を導入する際は、常に慎重なアプローチが推奨されます。

Question:犬にミニトマトを毎日与えてもいいの?

適量以内でしたら、犬に毎日ミニトマトを与えても健康上心配ありません。ただし、肝機能が悪い犬には、毎日ではなく週2回に控えたほうがよいでしょう。また、ミニトマトを毎日与えるよりも、それ以外の果物をローテーションさせて与えたほうが栄養バランスが保てますので、こちらがおすすめです。

ミニトマトと結石の関係

調べたところ、犬がミニトマトを食べることで結石ができるという直接的な証拠はないです。結石の形成は多くの要因によって引き起こされる可能性があり、特定の食品だけが原因であるとは限りません。犬の結石は主に食事の成分バランス、水分摂取量、または特定の健康状態に関連しています。

しかし、過剰に食べるとミニトマトに含まれるカルシウム、マグネシウム、およびシュウ酸塩が、特定の種類の結石(例えばシュウ酸カルシウム結石)のリスクを高める可能性があると考えられます。それでも、これらの成分は多くの食品に含まれており、ミニトマトを食べることが直接結石の形成を引き起こすわけではありません。

結石が心配な場合や犬が結石を持っている場合は、獣医師のアドバイスに従って、適切な食事管理を行うことがたいせつです。獣医師は、犬の特定の健康状態やニーズに基づいて、最適な食事計画を提供していただけます。

犬のトマトの食べすぎと肝臓について

トマトやミニトマトは、βカロテンを含んでいます。βカロテンは、体内でビタミンAに変換されますが、食べすぎるとビタミンAの過剰摂取により、肝臓病を引き起こすリスクが高くなります。すでに肝機能が悪い犬は、あげすぎないように注意しましょう。

これらの注意点を守ることで、愛犬がミニトマトを安全に楽しむことができます。何か異常を感じた場合は、迅速に獣医師の診察を受けることが大切です。

Question:犬はミニトマトのアレルギーがありますか?

Anser:はい、犬がトマトやミニトマトを食べてアレルギー反応を示すことはありますが、これは比較的珍しいケースです。犬がトマトに対してアレルギーを持っている場合、食べた後に皮膚のかゆみ、消化不良、下痢、嘔吐などの症状を示すことがあります。

アレルギー反応は個体差が大きいため、犬にトマトを初めて与える際は少量から始め、その後24時間以内に犬の様子を注意深く観察することが重要です。

何らかのアレルギー反応や異常が見られた場合は、すぐに獣医師に相談し、トマトの食べさせ方を見直すか、完全に避ける必要があります。

アレルギー反応は軽度から重度まで様々で、犬の健康状態や快適さを確保するためには、専門家のアドバイスが必要になることがあります。

トマトとミニトマトの成分についてのQ&A

Q
普通のトマトとミニトマトの栄養成分が同じですか?
A

ミニトマトは、普通のトマトよりもリコピンは約3倍、ビタミンCは約2倍、βカロテンは約1.7倍、食物繊維は約1.4倍あります。肝機能など健康上問題がないのであれば、ミニトマトのほうが推奨されます。ただし丸呑みしてして喉に詰まらせる危険性がありますので、半分あるいはそれ以上に小さく切ってあげましょう。

Question:犬にトマト缶のトマトを与えても大丈夫ですか?

Anser:犬に与えるトマトとして、味付けされていないオーガニックのトマト、あるいは無添加のトマト缶のトマトなら大丈夫です。トマト缶や缶詰は、常に赤く熟しているという利点がありますが、多くの市販のトマト製品には犬にとって有害なハーブ、砂糖、塩、保存料などが添加されていることがあります。そのため、添加物が一切含まれておらず、特に塩分も含まない製品を選ぶことが最良の選択となります。

犬に食べさせる前には、トマト製品のラベルを慎重に確認することをお勧めします。これにより、犬に無害であることを確認し、安心して与えることができます。トマトは栄養価の高い食材ですが、犬の健康を考慮して、適切な製品を選択することが重要です。

トマト缶

犬のトマトジュースは無添加のみ

加工されたトマト製品は避けてください。市販のトマトソースやトマトジュースなどの加工食品には、塩分や添加物が含まれていることが多く、犬にとっては適していません。

ミニトマトの注意点

ミニトマトは犬にとって多くの栄養を提供することができますが、安全に与えるためにはいくつかの重要な注意点があります。

  1. 熟度を確認する: 未熟な緑のミニトマトや、茎、葉にはソラニンという有害な化合物が含まれています。このため、熟した赤いミニトマトのみを犬に与えてください。
  2. 小分けにして与える: 大きなミニトマトは窒息の危険があるため、小さなピースに切って与えることが重要です。特に小型犬や子犬には注意が必要です。
  3. 適量を守る: ミニトマトは犬の食事において補助的な役割を果たすべきで、主食として与えるべきではありません。過剰に与えると、消化不良やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
  4. 新しい食品の導入: 犬の食事にミニトマトを初めて導入する場合、少量から始めて犬の反応を見守りましょう。異常が見られた場合はすぐに与えるのを中止し、獣医師に相談してください。
  5. 加工品は避ける: 加工されたトマト製品(トマトソース、トマトジュースなど)には、塩分や添加物が含まれていることが多く、犬には適していません。
  6. アレルギーに注意する: 一部の犬はミニトマトにアレルギーを持っている可能性があります。アレルギー反応の兆候には、皮膚の発疹、かゆみ、消化不良などがあります。

犬用のミニトマトを使ったレシピ

犬用ミニトマト&鶏胸肉のヘルシーサラダ

材料

  • ミニトマト 4個(種とヘタを取り除く)
  • 鶏胸肉 100g(皮なし)
  • キュウリ 1/4本(皮をむき、種を取り除く)
  • さつまいも 小さじ2(茹でて柔らかくする)
  • オリーブオイル 小さじ1

作り方

  1. 鶏胸肉を茹でて、冷ましてから小さな一口サイズに裂いておく。
  2. ミニトマトとキュウリはよく洗って、小さめにカットする。
  3. さつまいもは茹でた後、フォークでつぶしておく。
  4. 全ての材料を混ぜ合わせて、最後にオリーブオイルを軽く振りかける。
  5. 一口大にカットして、犬に与えやすいサイズにする。

このレシピは、犬が食べやすいように単純な食材と調理法で構成されています。トマトは犬にとってビタミンCが豊富で健康に良いですが、トマトソースや加工されたトマト製品は避けてください。また、犬に与える量には特に注意してください。新鮮で生の野菜を選び、必ず小さくカットして与えるようにしてください。

犬用ミニトマト&鶏胸肉のヘルシーサラダ

まとめ

犬とミニトマトの関係は、適切な知識と注意を持てば、非常に良好なものになります。ミニトマトは、犬にとってカロテンやリコピンなどの豊富な栄養素を提供することができますが、与え方には注意が必要です。犬にミニトマトを安全に与える基本的な方法としては、必ず熟したミニトマトの赤い部分のみを使用し、茎や葉、未熟な緑の部分は避けることが重要です。これは、これらの部分に犬に有害なソラニンが含まれているためです。

与える量にも注意を払う必要があります。ミニトマトは、犬の食事の補助として少量を与えるべきで、主食としては不適切です。新しい食品を犬の食事に導入する際は、少量から始め、犬の反応を観察することが重要です。特に、市販のミニトマト製品は塩分や添加物が含まれているため、犬には適していません。

子犬にミニトマトを与える場合には、さらに注意が必要です。子犬の消化器官は敏感であり、新しい食品に対する反応が大人の犬とは異なる場合があります。獣医師と相談し、子犬に適した量と方法でミニトマトを導入することが勧められます。加えて、子犬には特に小さく切って与えることが重要で、アレルギー反応や消化不良の兆候には特に注意を払う必要があります。

ミニトマトを犬に与える際のこれらの基本的なガイドラインに従うことで、犬の健康をサポートし、安全かつ栄養豊富なおやつとして提供することが可能です。

参考サイト

Can Dogs Eat Tomatoes? Read Before You Feed | Purina
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記事投稿者

misato

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