犬の病気

犬の脱毛に困っています。どんな対策がありますか?

      
脱毛しているチワワ 犬の病気
       

犬の脱毛がひどくて肌が見える。この状況は飼い主としては心が痛みます。この原因には何があるのでしょうか。

ご存知かと思いますが、犬には換毛期がありますから、毛が抜けても自然的なものなので心配いりません。ですが、それ以外で過剰なくらい抜けるのであれば、健康な状態とはいえません。

やはり、激しい脱毛だったり、皮膚が見えているような異常があったりする場合は、何らかの病気やストレスが原因と疑うべきです。そこで、犬の脱毛の原因と対策を詳細に調べてまとめてみました。

脱毛の原因はこんなにたくさんあるの?

犬の脱毛原因として考えられるのは、次のものがあります。

  • 栄養不足:体重減少、毛並みの変化、皮膚が乾燥する、活動量の低下、子犬は成長遅延
  • アレルギー:体の特定の部分をかむ、なめる、皮膚が赤く炎症している、耳をかゆがる、耳から異臭がする、涙や目やにの増加、目の周りの赤み、下痢や嘔吐、くしゃみや咳
  • 皮膚病:体を舐める、または引っ掻く、皮膚の腫れや炎症、異常なフケの発生、かゆみや炎症
  • 自己免疫性皮膚疾患:水疱、潰瘍形成、脱毛など。
  • アロペシアX:対称的に脱毛、脱毛した皮膚が黒くなる、または皮膚の色が明るくなる
  • 寄生虫(ノミやダニ):体をかむ、舐める、毛を引っ掻きすぎる、強い掻痒感による皮膚の損傷
  • ストレスなどの複合要因:自分の尾を追いかけるような行動、犬が異常に体を震わせる、人や他の動物から離れて隠れるような行動をとる、おとなしい犬でも、ストレスが原因で攻撃的な行動を見せる、ストレスにより家の中での不適切な排泄をする、自分の体を過度に舐めたり、物を噛む行動をとる
  • 老化によるもの:聴力や視力の衰え、歩行困難、活発でなくなる、夜間の活動の増加、歯の損失
  • ホルモンバランスの乱れ:突然の体重増加または減少、薄毛、皮膚の乾燥や脂性、皮膚感染、被毛の質の低下、異常なイライラ、攻撃性、無気力などの行動の変化、過剰な食欲や食欲不振、体力の低下や筋力の衰え、嘔吐や下痢
  • 遺伝的な要因によるもの

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

脱毛原因は栄養不足?

あなたの愛犬は、脱毛で悩まされていませんか?もし、家の中に毛が散らばり、愛犬の皮膚が見え隠れしているようなら、その原因は意外なところにあるかもしれません。栄養不足が引き起こす犬の脱毛問題について、あなたはどれほど知っていますか?

犬の脱毛は、単なる美観の問題だけではありません。それは犬の健康状態のバロメーターとも言えるのです。栄養不足は、皮膚や被毛の健康に大きな影響を及ぼし、しばしば脱毛の原因となります。では、あなたの愛犬の食事に必要な栄養素は十分に含まれているでしょうか?

ここで、あなたの愛犬が健康な被毛を取り戻すためのキーポイントを提供します。

必要なのは、バランスのとれた栄養素を含む食事です。タンパク質、脂肪酸、ビタミン、ミネラルのバランスが重要です。これらは犬の被毛を美しく保ち、健康を維持するために不可欠な要素なのです。

そして、今すぐにあなたの愛犬の食事を見直し、必要に応じて獣医師や栄養専門家に相談してみましょう。獣医師は愛犬の健康状態を評価し、最適な食事プランを提案してくれるでしょう。愛犬の脱毛問題を解決し、健やかな毎日を取り戻すために、今すぐ行動を起こしましょう。

それでは、それぞれの栄養成分の働きを見てみましょう。

  1. タンパク質不足: タンパク質は毛髪の主成分であり、不足すると脱毛が増える要因になります。
  2. 脂質不足: 必要な脂質が不足すると、皮膚が乾燥します。その結果、脱毛の原因になります。
  3. ビタミン・ミネラル不足: 特にビタミンA, B群, D, Eなどは皮膚や毛髪の健康に重要です。犬のミネラル不足についての記事

脱毛原因が栄養不足かどうか調べる方法

犬の脱毛が栄養不足によるものかどうかを調べるには、いくつかのステップを踏むことが重要です。以下はそのプロセスを説明したものです。

  1. 健康診断を受ける:まずは獣医師による全体的な健康診断を受けることが重要です。脱毛の原因は栄養不足だけでなく、皮膚疾患、アレルギー、ホルモンの不均衡、寄生虫、ストレスなど多岐にわたるため、総合的な診断が必要です。
  2. 栄養状態の評価:獣医師は、愛犬の食事内容を詳細に調査し、栄養素が適切にバランスされているかどうかを評価します。タンパク質、脂肪酸、ビタミン、ミネラルの摂取量が特に重要です。
  3. 血液検査:必要に応じて、血液検査を行うことで、栄養不足や内分泌系の問題を特定することができます。血液検査は、栄養状態や体の機能に関する重要な情報を提供します。
  4. 食事記録の管理:愛犬が摂取している食事の種類、量、頻度を記録することが役立ちます。この情報は、獣医師が栄養状態を評価する際の参考になります。
  5. 食事の改善とモニタリング:栄養不足が疑われる場合、獣医師の指示に従って食事を改善し、その効果をモニタリングします。改善された食事は、健康的な皮膚と被毛の維持に寄与するはずです。
  6. 経過観察:食事を変更した後、定期的に愛犬の健康状態を観察し、必要に応じて獣医師と相談します。脱毛の改善が見られない場合は、他の原因を考慮する必要があります。

これらのステップを通じて、犬の脱毛の原因が栄養不足にあるかどうかを特定し、適切な対策を講じることができます。

アレルギーが脱毛の原因になるの?

目の回りにアレルギー症状が出ている犬

犬の脱毛は多くの要因によって引き起こされることがあります。その中でもアレルギーや皮膚病は特に注意が必要な原因です。以下で、これらの問題が犬の脱毛に与える影響とその対策について詳しく解説します。

脱毛の原因は食物アレルギーなの?

特定の食材に対するアレルギーが脱毛の原因となります。

犬がアレルギーを発症しやすい食材には以下のようなものがあります。

  1. 牛肉:犬の食物アレルギーの中で最も一般的な原因の一つ。
  2. 乳製品:犬は乳糖不耐症を持つことが多く、乳製品によるアレルギー反応を示すことがあります。
  3. 鶏肉:牛肉と同様に、鶏肉も犬の食物アレルギーの一般的な原因です。
  4. 小麦:小麦グルテンに対するアレルギー反応が犬に見られることがあります。
  5. 大豆:いくつかの犬においてアレルギーの原因となることがあります。
  6. :卵は特に敏感な犬にとってアレルゲンになることがあります。

これらは、ドッグフードの原材料として使われているものばかりです。犬がアレルギーを発症しているならば、飼い主は原材料に何が使われているのか把握したうえでの購入をおすすめします。ドッグフードには鶏肉でもチキンミールというものが原材料として使われています。この食材についての詳しくは、チキンミールについての記事をご覧ください。

環境アレルギーによる脱毛

また、環境アレルギーがあります。これらは一般にアトピー性皮膚炎として知られていて、犬が環境中のアレルゲンに反応して生じる状態です。花粉やカビ、掃除用品や室内の空気芳香剤などの環境要素によるアレルギーも様々な症状を引き起こします。

環境アレルギーの症状は、皮膚の炎症、かゆみ、赤み、脱毛、耳の問題などがあります。

皮膚病

皮膚感染

細菌や真菌による皮膚感染は、脱毛や皮膚の赤み、かゆみを引き起こします。

真菌とは?

犬の皮膚病を起こす真菌には主に「皮膚白癬菌」と「マラセチア菌」があります。白癬菌は犬の毛、皮膚、爪に感染し、円形脱毛または不規則な形の脱毛、赤み、かゆみ、フケなどの症状を引き起こすことがあります。マラセチア菌は、犬の皮膚に常在する菌ですが、過剰増殖すると皮膚病を引き起こすことがあります。主に耳の病変や皮膚の油性の領域に影響を与え、かゆみ、赤み、刺激感、異臭などの症状を引き起こします。

皮膚の炎症

炎症を起こした皮膚は、毛髪の成長を妨げ、脱毛を引き起こします。

自己免疫性皮膚疾患

免疫系が皮膚を攻撃する自己免疫疾患が多数あります。例えば、天疱瘡や円板状エリテマトーデス(DLE)などです。

症状としては、水疱、潰瘍形成、脱毛などが挙げられます。自己免疫性疾患の一般的な症状には、衰弱や疲労、発熱、腫れや関節の痛み、皮膚の異常(病変、脱毛、発疹)、原因不明の出血やあざ、食欲不振、歯茎が青白いか黄色(貧血または肝臓の問題を示す)をしているなどがあります​。

参考サイト:THE KENNEL CLUB

アロペシアXという脱毛症

脱毛症Xとも言われ、ポメラニアンやシベリアンハスキーなどに見られるかゆみのない脱毛症です。頭と四肢以外に脱毛が起こります。まだ原因は特定ができていない疾病です。

ノミやダニなどの寄生虫

ノミによる脱毛

ノミは犬の皮膚に寄生し、その刺激によって犬がかゆみを感じます。その結果、掻きむしってしまうため、脱毛の一因となります。

一部の内部寄生虫(例:回虫、鞭虫)は、犬の栄養吸収を妨げることがあります。このことが皮膚や毛髪の健康に影響を与えていることもあります。

ダニによる脱毛

  1. マダニ: マダニは犬の血を吸い、その過程で病原体を媒介します。これが皮膚炎や脱毛を引き起こします。
  2. 耳ダニ: 耳ダニは主に耳に寄生しますが、その影響で耳周辺の脱毛が起こります。

複数の原因による脱毛

アレルギーと皮膚病、その他の要因(ストレス、栄養不足など)が複合して脱毛を引き起こす場合もあります。アレルギーや皮膚病は、犬の脱毛の一般的な原因です。これらの問題が疑われる場合は、早めに獣医の診断を受け、適切な治療を始めることが重要です。症状が改善しない場合は、さらに詳しい検査が必要です。

犬のストレス症状

犬がストレスを感じているときに示す症状には、以下のようなものがあります。

  1. 過度の吠える、唸る、鳴く: ストレスを感じている犬は、通常よりも多く吠えたり鳴いたりすることがあります。
  2. 無気力や食欲不振: ストレスを感じると、犬は普段の活動に対する興味を失ったり、食欲が落ちることがあります。
  3. 過度の舐めや噛み: ストレスや不安を感じる犬は、自分の体を過度に舐めたり、物を噛む行動をとることがあります。
  4. 排泄の問題: トイレのトレーニングを受けている犬でも、ストレスにより家の中での不適切な排泄をすることがあります。
  5. 攻撃性の増加: 通常はおとなしい犬でも、ストレスが原因で攻撃的な行動を見せることがあります。
  6. 過剰なしっぽの追いかけ: 自分の尾を追いかけるような行動は、ストレスや不安の兆候の一つです。
  7. 体を震わせる: 犬が異常に体を震わせるのは、恐怖や不安、ストレスのサインである可能性があります。
  8. 逃避行動: ストレスを感じると、犬は人や他の動物から離れて隠れるような行動をとることがあります。

加齢によっても脱毛の原因になる

加齢やホルモンバランスの乱れは特に注意が必要な要素です。これらの要因が犬の脱毛に与える影響について詳しく解説します。

脱毛は加齢によるもの

1.毛周期の変化: 犬は年を取ると、毛の成長周期が遅くなってきます。これが脱毛を引き起こします。

2.皮膚の弾力性の低下: 加齢により皮膚の弾力性が低下すると、毛根が弱くなり、脱毛が増えてしまいます。

ホルモンバランスの乱れ

犬の脱毛が、左右対称に表れている場合は、次のような病気が考えられます。症状としては、水を多く飲むようになった、お腹だけぽっこりしてきた、食欲はありよく食べるが痩せてきた、元気がないなどです。

1.甲状腺機能低下症: この病気はホルモンの不足によって引き起こされ、脱毛の症状となります。

2.クッシング症候群: 副腎皮質ホルモンの過剰な分泌が原因で、皮膚が薄くなり、脱毛が増加します。

3.性ホルモンの乱れ: 去勢や避妊手術後にホルモンバランスが乱れることがあり、これが脱毛の原因となることがあります。また脱毛のみならず、性ホルモンの分泌が抑制されるため活動が低下したり、性格が変わるという報告もあります。

これらの疾病は、臨床症状、血液検査、超音波診断、ホルモン検査などで診断されます。

参考サイト:ALL動物病院行徳ひがしっぽ動物病院

遺伝的な要因

犬の脱毛は、多様な要因によって引き起こされます。その中でも遺伝的要因は、特定の犬種や個体によく見られる問題です。

遺伝的に皮膚が弱く脱毛の原因となる犬種

特定の犬種: 一部の犬種は、遺伝的に脱毛が多いとされています。例えば、ラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーなどは、遺伝的な要因で皮膚が弱く、それが脱毛や皮膚病の原因となっています。以下はそのような犬種例です。

シャーペイ (Shar Pei)

皮膚病で毛が抜けやすいシャーペイ
  • 特徴: 皮膚が多くのしわを持つ犬種で、その特異な皮膚構造が皮膚病を引き起こしやすい。
  • 一般的な皮膚問題: 皮膚感染、アレルギー

ブルドッグ (Bulldog)

皮膚病になりやすいブルドッグ
  • 特徴: 皮膚が敏感で、特に顔周りにしわが多い。
  • 一般的な皮膚問題: 皮膚感染、アレルギー、熱帯性皮膚炎

ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア (West Highland White Terrier)

皮膚病になりやすいウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア
  • 特徴: 皮膚が敏感で、アレルギー反応を起こしやすい。
  • 一般的な皮膚問題: アトピー性皮膚炎、食物アレルギー

ボクサー (Boxer)

皮膚病になりやすいボクサー
  • 特徴: 皮膚が比較的敏感で、アレルギーを起こしやすい。
  • 一般的な皮膚問題: アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎

ドーベルマン・ピンシャー (Doberman Pinscher)

皮膚病になりやすいドーベルマン・ピンシャー
  • 特徴: 皮膚が敏感で、特に太陽に対する反応が強い。
  • 一般的な皮膚問題: 太陽照射による皮膚炎、アレルギー

これらの犬種は、遺伝的に皮膚が弱い傾向があり、特別なケアが必要です。定期的な皮膚のチェック、適切なシャンプーとスキンケア、そして必要に応じての獣医による診断と治療が重要です。

以上、取り上げた原因によるものが犬の脱毛となっています。

犬の脱毛対策

犬の抜毛はそれぞれの原因に応じて、適切な対策を行う必要があります。対策として次のことが考えられます。ただし残念ながら魔法のようにすぐに脱毛を止めることはできません。

脱毛が栄養不足や食事の偏りが原因の対策

犬の脱毛の原因は、栄養不足や食事の偏りが考えられます。そのときには、バランスの良いドッグフードやサプリメントを与えることで改善することがあります。

対策1:健康診断を受ける

栄養不足が疑われる場合、まずは獣医に相談することが重要です。血液検査などで栄養状態をチェックし、必要な対策を講じます。

対策2 : 栄養バランスを整える

  1. 適切なドッグフードの選択: 高品質なドッグフードには必要な栄養素がバランスよく含まれています。また、皮膚の炎症や脱毛などの症状など専用の食事療法食もあります。
  2. サプリメントの利用: 獣医師に相談して必要に応じて、ビタミンやミネラルのサプリメントを与えてみましょう。
  3. 食事の見直し: 生肉や野菜を少量加えることで、栄養バランスを整える方法も考えてみましょう。
皮膚・被毛・健康維持のための犬のサプリメント
  1. オメガ3脂肪酸:オメガ3脂肪酸は皮膚の健康をサポートし、炎症を減少させる効果があります。サーモンオイルやフィッシュオイルが一般的です。
  2. ビオチン:ビオチン(ビタミンB7)は皮膚、被毛の健康を支える重要な栄養素です。
  3. 亜鉛:亜鉛は皮膚の修復と健康維持に不可欠なミネラルです。
  4. ビタミンE:強力な抗酸化作用があり、皮膚の健康を守るのに役立ちます。
  5. ビタミンA:皮膚細胞の成長と修復に必要です。
  6. コラーゲンサプリメント:皮膚の弾力性と強度を保つのに役立ちます。
  7. プロバイオティクス:腸の健康をサポートし、全体的な免疫システムを強化します。
  8. フラックスシードオイル:オメガ3脂肪酸の良い供給源であり、皮膚の健康を促進します。
  9. ユーカリプタスオイル:抗菌・抗炎症作用があり、皮膚のトラブルに対して効果的です(ただし、適切な使用方法を獣医師に確認が必要です)。
  10. グルコサミンとコンドロイチン:関節の健康をサポートし、老化に伴う問題を軽減します。
  11. ミルクシスル:肝臓の健康をサポートし、体内の毒素を排出するのに役立ちます。
  12. 抗酸化物質(例:クルクミン、アスタキサンチン):全体的な健康維持と老化防止に役立ちます。

これらのサプリメントは、犬の健康状態、年齢、種類に応じて異なる効果があります。また、サプリメントはあくまで補助的なものであり、バランスの取れた食事と適切な運動が最も重要です。サプリメントの使用にあたっては、過剰摂取や不適切な使用を避けるためにも、獣医師の指導を受けることが重要です。

対策3:生活習慣の見直し

運動不足やストレスも抜毛の原因になります。適度な運動と安定した環境を提供することで、栄養吸収を改善してみましょう。

栄養不足のまとめ

犬の脱毛は、多くの場合、栄養不足が原因です。栄養バランスを整えることで、脱毛の問題は大きく改善されることが多いです。しかし、それだけで解決しない場合は、獣医の診断が必要です。健康な毛髪と皮膚を維持するためには、適切な食事と生活習慣が不可欠です。

脱毛がアレルギーや皮膚病が原因の場合の対策

アレルギーや皮膚病が原因で抜毛になる。その時に、できるだけ早く獣医師に相談して原因を特定し、薬やシャンプーなどで治療することが必要です。

犬の脱毛症の治療方法は、その原因によって異なります。獣医師は通常、以下の手順で診断と治療を行います:

  1. 詳細な診察:獣医師は、犬の全身を調べ、脱毛のパターン、皮膚の状態、その他の症状を確認します。
  2. 生活環境の確認:飼い主から犬の食事、アレルギーの経歴、生活環境、最近のストレスの有無などの情報を聞き取ります。
  3. 検査:血液検査、皮膚スクレーピング、アレルギーテスト、ホルモン検査など、必要に応じて様々な検査を行います。
  4. 原因に基づく治療
    • アレルギー:アレルゲンを特定し、避ける。アレルギー用の特別な食事、抗ヒスタミン剤、ステロイド、免疫調節剤などが処方されることがあります。
    • 寄生虫(ダニ、ノミなど):適切な寄生虫駆除剤を使用します。
    • 真菌感染(例:白癬):抗真菌薬の局所塗布や経口投与。
    • 内分泌異常(例:甲状腺機能低下症):ホルモン補充療法。
    • 皮膚感染症:抗生物質や抗真菌薬の処方。
    • 栄養不足:栄養バランスの取れた食事への変更。
  5. フォローアップと管理:獣医師は定期的に犬の状態をチェックし、必要に応じて治療計画を調整します。

脱毛は漢方治療が効果的?

漢方薬の特徴は、副作用が少ないため、長期に渡って治療ができる利点にあります。また、漢方治療は中国の伝統医学に基づいていて、体全体のバランスを考慮し、自然界から採れる薬草を使用します。人間においては多くの病気に対して効果が報告されており、ペットへの応用も進んでいます。

漢方治療ができる主な動物病院
動物病院名住所ホームページ
ハルペッツクリニック東京都港区リンク
ハルペッツクリニック神戸市中央区リンク
あつき動物病院札幌市東区リンク
ルルド動物病院岡山県倉敷市リンク
さとこ犬猫クリニック福岡市南区リンク
厚木ひまわり動物病院神奈川県厚木市リンク
横浜もみじ動物病院神奈川横浜市リンク
メープルファミリー動物病院名古屋市中川区リンク
守山しっぽ動物病院滋賀県守山市リンク

寄生虫やダニが原因の脱毛対策

寄生虫やノミやダニなどに噛まれることで、アレルギーとなり、皮膚をかきむしることにより脱毛します。ほとんどの場合、動物病院での予防薬や駆除薬を使用することで防ぐことができます。また漢方薬を使って免疫力をアップする方法もあります。

皮膚が発赤しているようなら、炎症を引き起こしている病邪のひとつ、熱邪(ねつじゃ)を冷ます漢方薬を用います。処方する漢方薬には、白虎湯、黄連解毒湯などがあります。

皮膚が化膿している場合は、排膿作用の強い漢方薬を使います。処方する漢方薬の例には、竜胆瀉肝湯、温清飲などがあります。

幸福薬局

加齢やホルモンバランスの乱れによる対策

加齢では、高齢犬に適した栄養バランスの良い食事やサプリメントを与えることが重要です。また、定期的な健康診断で皮膚の状態をチェックすることが推奨されます。

ホルモンバランスの乱れが疑われる場合は、獣医による診断が必要です。血液検査などでホルモンレベルをチェックし、必要な治療を行います。

遺伝的要因の対策

特定の犬種や個体によく見られる問題です。そのため、犬の毛が抜ける、脱毛原因が遺伝的な要因は、改善することは難しいかもしれません。しかし、いくつかの対策は存在します。

適切なケア

遺伝的に抜け毛が多い犬種の場合、定期的なブラッシングやシャンプーが必要です。これにより、抜け毛の管理と皮膚の健康を維持することができます。

栄養補給

遺伝的な皮膚病が原因である場合、特定の栄養素で必要となることがあります。獣医師に相談の上、ビタミンEやオメガ-3脂肪酸などのサプリメントを試してみましょう。

獣医との相談

遺伝的要因が強く影響している場合は、獣医と相談して個別のケアプランを立てることが重要です。

以上が、犬の脱毛原因と対策についての解説でした。犬の毛が抜けて肌が露出すると心配します。しかしながら、適切なケアや治療をしてあげれば、健康で美しい毛並みを取り戻すことが期待できます。愛犬と一緒に幸せな日々を過ごしましょう!

まとめ

  1. 栄養欠乏症: タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルの欠乏などの栄養不足は、犬の抜け毛の増加につながる可能性があります。
  2. アレルギーと皮膚疾患: 特定の食品や環境要因(花粉、ダニ、カビなど)に対するアレルギーは、脱毛を引き起こす可能性があります。皮膚の感染症や炎症も一般的な原因です。
  3. 寄生虫: ノミやダニなどの外部寄生虫や内部寄生虫が脱毛の原因となることがあります。
  4. 加齢とホルモンバランスの乱れ: 加齢により髪の成長が遅くなり、皮膚の弾力性が低下し、脱毛が引き起こされることがあります。甲状腺機能低下症やクッシング症候群などのホルモンの不均衡も、脱毛を引き起こす可能性があります。
  5. 遺伝的要因: 一部の犬種は、皮膚が弱いために遺伝的に脱毛しやすい傾向があります。

治療と管理については、次のことを推奨します。

  • 定期的なブラッシング: 抜け毛の管理に役立ちます。
  • バランスの取れた食事とサプリメント: 栄養不足に対処します。
  • 獣医師の相談: アレルギー、皮膚疾患、ホルモンバランスの乱れ、遺伝的要因について。
  • 寄生虫の予防と治療: 適切な薬剤の使用。
  • 高齢犬に対する特別なケア: 適切な食事とサプリメントを含めます。
  • 健康診断: 定期的な獣医師の診察は、脱毛の原因となる根本的な健康問題を診断し、治療するために重要です。
  • ライフスタイルの調整: 運動やストレスなどの要因に対処することも、犬の被毛の健康を改善するのに役立ちます。

適切なケアと治療を行えば、犬は健康で美しい毛並みを取り戻し、飼い主との幸せな生活を送ることができるでしょう。

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