ドッグフード

【犬がドッグフードを食べないなら】アレンジしてみよう

      
ドッグフードを食べない柴犬 ドッグフード
       

犬がなぜドッグフードを食べないの?いわゆる拒食症ですが、このような問題に直面して困ってしまう飼い主は多いです。そこで、そのような時に試すことができる様々な方法をご紹介します。愛犬の食欲不振は飼い主にとって心配な問題ですが、アレンジなど幾つかの対策で解決することが可能です。

この記事では、愛犬が元気に美味しく食事をするためのヒントを得るために、ぜひこのガイドを参考にしてください。

ドッグフードのアレンジとは?

アレンジとは、編集や改変、再構成、工夫などの意味がありますが、ドッグフードにおいては、工夫がという意味が一番しっくりきます。ドッグフードを工夫すれば愛犬もドッグフードを食べるようになる可能性がアップしますので、ぜひ積極的に活用しましょう。

それでは、具体的なアレンジ法を見ていきましょう。

ドッグフードをアレンジする4つの方法をご紹介します

犬がドッグフードを食べない場合の4つのアレンジをご紹介します。

  1. ドッグフードを温める
  2. ドライドッグフードをお湯や水でふやかして柔らかくする
  3. ドッグフードに犬の好物をトッピングをしてみる
  4. 少量のウェットフードを混ぜる
ドッグフードのアレンジ

1、ドッグフードを電子レンジなどで温める

最初のアレンジは、ドッグフードを温めるという一番簡単な方法です。温めることで香りが立ち、犬の嗅覚を刺激します。熱すぎるのは危険ですので、人肌程度の温度を確認してから与えましょう。

温める方法としては、電子レンジを使うなどが一般的です。食べる分だけのドッグフードを耐熱器に盛り、500wに設定し、20秒くらいで温まります。加熱しすぎは、ドッグフードの栄養素が損なわれる恐れがありますので、注意しましょう。

2、ドッグフードをふやかす

2つ目のアレンジとして、ドライドッグフードをお湯や水でふやかして柔らかくする方法も効果的です。また、ドライフードに減塩した鶏のスープ(玉ねぎやニンニクは使用しない)をかけてあげるのも有効です。特に老犬や口腔内に問題をかかえている犬には有効です。ドッグフードをふやかす方法の詳細記事はこちら。

3、ドライフードに少量のウェットフードを混ぜる

3つ目のアレンジ法。ウェットフードは柔らかく、香りが強いため犬の嗅覚を刺激します。その結果、ドライフードが嫌いな犬でも、少量のウエットフードを混ぜこむことで食べることがよくあります。

4、ドライフードにトッピングする

最後のアレンジ法は、ドライフードにジャーキーやかつお節などをトッピングする方法がです。また犬用の牛乳をかけたり、犬用の粉末牛乳を水やお湯でといてかける方法も嗅覚を刺激して特に効果的です。または、フードに混ぜこむ方法もあります。

ドッグフードにトッピングすることは、変化を加え、栄養価を高める素晴らしい方法です。適切なトッピングを選び、正しい方法で加えることが大切です。

トッピングに適した食材
  1. 犬用牛乳:人用の牛乳ではなく犬用の牛乳なら乳糖ゼロで下痢などの症状は起こらず栄養摂取ができます。ただし牛乳アレルギーがある場合がありますので、はじめは少量からはじめてください。
  2. 野菜:犬に安全な野菜(例:にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー)は、ビタミンやミネラルを追加できます。生のままか、軽く茹でてから細かく切ってトッピングします。
  3. 納豆:納豆をトッピングしてみる。匂いが強い分、興味を示して食べる場合があります。粉末納豆もあります。
  4. 肉類:低脂肪の肉(鶏肉、牛肉、七面鳥)を茹でたり、グリルしてから細かく切ります。脂肪分が多い肉や加工肉は避けるべきです。
  5. :オメガ3脂肪酸が豊富なサーモンやマイワシをはじめとした小魚(サーディン)は良い選択です。骨なしで、調理してから加えます。
  6. :茹でた卵は、良質なタンパク質とビタミンを提供します。殻を取り除き、細かく砕いてトッピングします。
  7. 犬用のウェットフード:ドライフードにウェットフードを混ぜることで、風味と水分を加えることができます。
トッピングの注意事項
  1. 適量を守る:トッピングは犬の体重や活動レベルに応じて適量にします。
  2. 安全な食材を選ぶ:犬にとって有害な食材(チョコレート、玉ねぎ、ブドウなど)は避けます。
  3. アレルギー反応に注意:新しい食材を導入する際は、アレルギーや不耐症の兆候に注意します。
  4. 徐々に行う:急激なフードの変更は消化不良を引き起こす可能性があるため、新しいトッピングは徐々に導入します。
  5. 新鮮な食材を使用:トッピングに使用する食材は新鮮で、安全に調理されていることが重要です。
  6. 獣医師のアドバイスを求める:特に愛犬が特定の健康状態を持っている場合、新しい食材を導入する前に獣医師に相談することをお勧めします。

ドッグフードにトッピングを加えることは、愛犬の食事にバラエティと栄養をもたらすと共に食欲に貢献します。

色々とアレンジしてもドッグフードを食べないときの情報

次に、ドッグフードをアレンジしても食べない場合に次の対処法を取ってみてください。

おやつを与える

おやつを与えてみてください。その犬にとって、好みのおやつがあると思います。たとえば、うちの柴犬が好物なのは、乾燥芋や栗などです。これらをなんなく平らげるのであればドッグフード自体に問題があるのかもしれません。ドッグフードが酸化していないか、原材料が変わっていないかなどチェックしてみてください。

手であたえてみる

飼い主がドッグフードを手で直接与えてみる方法もあります。器自体に問題があったり、器の高さに問題があって飲み込みにくいことがあります。手で与えて食べるようならそのあたりに問題があるのかもしれません。

ドッグフードの変更するときのポイントを確認しよう

新しいドッグフードのにおいを確認している犬

ドッグフードそのものを変更してみるのも一つの方法です。

ペットフードの区分についての知識

まずは、ペットフード(ドッグフード)の区分についての知識を得ておきましょう。農林水産省 消費・安全局がペットフードの適正製造マニュアルとして作成したマニュアルでは、ペットフードの区分は次のようになります。

  • 水分含有量がおおむね 10%以下を乾燥製品=ドライフード
  • 10~40%を中間水分製品=ソフトドライ、またはセミモイスト
  • 40%以上を湿潤製品=ウエットフード

ドッグフードを選ぶ際のポイント

犬の年齢、サイズ、活動量に応じた正しいフードを選ぶことが大切です。子犬用、成犬用、高齢犬用など。特に高タンパク質のフードなどは、年齢層や活動量に応じて選択することが大事です。繰り返しますが、ライフステージに応じたフードの選択を大切にしましょう。

最も適切なフードを選ぶことが飼い主の役割です。ドッグフードを変える時には以下の点に注意してください。

徐々に変更する

今のフードと新らしいドッグフードを混ぜましょう。たとえば、数日から1週間かけて徐々に新しいフードの割合を増やすのが良いでしょう。

なぜならば、犬の消化器系は急なフードの変更に敏感だからです。少なくとも、消化不良や下痢などの予防につながります。

ドッグフードの成分をチェックする

新しいドッグフードを選ぶ際は、成分表を確認しましょう。例えば、タンパク質や炭水化物の割合などです。さらに不要な添加物が含まれていないかどうかを確認することが重要です。タンパク質についての詳細はこちら炭水化物についてはこちらの記事をご覧ください。

反応を観察

ドッグフードの変更後、犬の反応や健康状態をしっかり観察しましょう。 新しいフードに適応しているのか。また、アレルギー反応や消化不良が起きていないかなど、細かくチェックすることが大切です。

賞味期限を守る

フードの賞味期限や保存方法には十分注意しましょう。特にドライフードは、古くなったり湿ったフードは与えないようにしましょう。古いドッグフードは、油が酸化して、風味や色に変化がおきます。さらに細菌が発生し、毒素を出します。なので、それを食べることにより、消化不良となり、下痢を引き起します。

半生やウェットタイプのフードに変える

ドッグフードを食べない犬に対して、半生やウェットタイプのフードへの切り替えは良い対処法の一つです。以下にその理由と実践方法を説明します。

半生・ウェットフードのメリット
  1. 味と匂い:ウェットフードや半生フードは、乾燥フードに比べて風味と匂いが強いです。これが食欲を刺激し、食べる意欲を高めることがあります。
  2. 食感:柔らかい食感は、特に高齢犬や歯の問題を持つ犬に適しています。
  3. 水分含有量:ウェットフードは水分が多く含まれているため、水分摂取量を増やす効果があります。

3番目の対処法です。

愛犬のため手作り食で対処しよう

犬の手作りご飯

愛犬がドッグフードに飽きてしまったり、特定の健康上の問題がある場合、手作り食を取り入れることは非常に有効です。手作り食は、犬の栄養バランスを考慮しながら、多様性と新鮮さをもたらします。以下に、手作り食を追加する際のポイントをいくつか挙げます。

  1. 栄養バランスの重要性: 手作り食は、犬の栄養ニーズを満たすようにバランス良く作ることが重要です。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルが適切な比率で含まれていることを確認しましょう。
  2. 安全な食材の選択: 犬にとって安全な食材を使用しましょう。チョコレート、玉ねぎ、ニンニク、ブドウなど、犬に有害な食材は避ける必要があります。
  3. アレルギーへの配慮: 犬が特定の食材にアレルギーを持っている場合は、その食材を避けるようにしましょう。不明な場合は、獣医師に相談することが賢明です。
  4. 段階的な導入: 最初は少量から始め、愛犬の反応を見守りながら量を徐々に増やしていきましょう。急に食事を大きく変えると、消化不良やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
  5. レシピの多様化: 鶏肉や牛肉、魚、野菜など、さまざまな食材を使ったレシピを試してみましょう。これにより、飽きることなく楽しく食事を摂ることができます。
  6. 獣医師との相談: 手作り食を始める前に、獣医師に相談し、愛犬に適した食事プランを確認することが重要です。

手作り食を追加することは、愛犬の食事に新鮮さと興味をもたらす素晴らしい方法です。ただし、栄養バランスを考慮し、犬の健康状態や食物アレルギーに配慮しながら進めることが大切です。愛犬が喜ぶ、健康的な手作り食を提供して、彼らのフード時間をより楽しいものにしましょう。

犬の食事環境を見直す情報

犬の食事環境を見直す

ドッグフードを避けるのは、食事環境による場合もあります。環境は大きな影響を与えます。そこで、以下は食事環境を考える際の考慮点と改善提案です。

場所や時間などの変更による理由

食事の時間や場所を変えるという単純なことでさえ、敏感な犬にとってはストレスを感じさせ、食事を摂らなくなります。

  • 犬は騒がしい場所よりも静かな場所を好みます。ですので、静かな場所を確保しましょう。
  • 犬はルーチンを愛する動物です。つまり、毎日同じ場所、同じ時間に提供することです。食事のリズムを作り、食欲を刺激することができます。
  • 食器は毎回使用後にきちんと洗い、清潔に保つことが大切です。また、周りの床や場所も定期的に掃除し、清潔な状態を維持しましょう。

食器の問題が原因

使用する食器も犬のドッグフードの摂取に影響します。できるだけ滑りにくい素材のものや、食べやすい形状のものを選びましょう。

また、特定の材質へのアレルギーや反応を示す犬もいます。そのため食器の材質にも注意が必要です。

さらに、食事台の高さなどを調整しましょう。特に老犬の場合は、低すぎる台では飲み込みにくいので高さを調整することが大事です。これらの対策で、犬が食べやすくなります。

他のペットなどがいる場合

他のペットなどがいる場合には、各ペットに固定の食事場所を確保することです。その結果、格闘やストレスを軽減できます。

特に、多頭飼いの場合は、場所や時間をかけましょう。各ペットが落ち着いてドッグフードが食べられるよう確保しましょう。

外部の問題が原因

個体差にもよりますが、ドッグフードを食べないのは、外部の気配やストレスもあります。つまり、窓の外の動きや音、来客などの外部からの気配が犬を敏感にさせることがあります。これらに該当するなら外部の刺激が少ない場所を推奨します。

室温などの温度

犬の食事環境の室温などは重要です。 特に冷え込む冬や暑い夏には、場所の温度を適切に定めることが大切です。 犬が寒さや暑さを感じると集中できなくなることがあります。

ドッグフードの量

適切な量​​の提供が大切です。要するにドッグフードの量が多すぎると、犬は食事途中に放棄してしまうことがあります。

水の提供

食事と一緒に新鮮な水分を常に提供することが必要です。 特にドライフードの場合は、十分な水分摂取が必要となります。

ドッグフードをアレンジしても食べないときのポイントを確認しよう

体調の悪いチワワ

ドッグフードをアレンジしても食べないで残す。こういった場合は、健康問題が考えられますが、その点を含めて以下のリストで確認してみましょう。

  • 歯肉炎や歯槽膿漏で口内が痛い
  • 虫歯が痛い
  • 口内炎が痛い
  • お腹がゆるい
  • 胃腸の調子がよくない
  • 消化不良を起こしている
  • 熱がある
  • 感染症の病気になってしまった
  • ガンによって食欲がない
  • 薬の副作用によるもの
  • ストレスや環境の変化

それでは、具体的にみていきましょう。

歯や口腔内に問題がある

歯石、歯肉炎、歯が抜け落ちているなどの口腔内に問題があって、犬は食べるのを嫌がっている場合があります。犬は、歯垢(しこう)が付着してから数時間で石灰化し、さらに3~5日ほどで歯石になるとされています。

もしも、あなたの犬が、ドッグフードは食べないけど、柔らかいおやつや缶詰なら食べる。

そうであるなら、口腔内に問題があると疑ってみてください。

エレン・マルマンガー獣医師の投稿記事によりますと、以下のように述べています。

犬はドライフードに鼻を近づけても食べませんが、缶詰なら置いた瞬間にむしゃむしゃ食べてしまいますがどうしてですか?
これはペットの親からよく寄せられる質問ですが、次のような可能性があります。
あなたの犬に歯や口の痛みがあるかもしれません。ペットを飼う親の多くは、ペットが食事をしているのであれば口腔内に痛みはないはずだと信じていますが、実際はそうではありません。食事をしなければならないため、多くの犬は、虫歯菌に感染した歯を抜く歯科処置が行われるまで、数か月または数年間、口の痛みと静かに闘います。

口内に激しい痛みがあってもドライフードを食べる犬もいますが、多くの犬は噛みやすい缶詰を好みます。犬がドライフードを食べたくなくなり、缶詰を食べるようになった場合は、獣医師の診察を受けて口腔検査を受ける必要があります。

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口内炎が痛い

こちらも口腔内の問題ですが、歯や歯肉とは別で、口内炎により食べたときにしみたり痛みがあって、食べないという問題が起こります。わたしたち人間も口内炎ができると食べるのがつらいときがありますが、犬も同じということが起こります。

消化器系の問題

胃腸の不調や消化不良、下痢、便秘などの消化器系の問題。こちも食欲が減少し、ドッグフードを食べない原因になります。特に7歳以上のシニア犬ともなると消化器系に問題をかかえることが多くなります。

例えば、わたしたち人間も胃の調子が悪いと食欲がわきません。犬も同じです。ただし、まったく食べない、水も飲まない。このようなことであれば、いち早く獣医師に相談してください。

熱の症状により食欲減少

食欲減少は熱の症状によることがあります。熱があると食べたくないのは人も犬も同じです。熱の他の症状として、おう吐や下痢、ふるえなど、これらの症状が複合的に起こっているなら獣医師の診察を受けてください。

感染症による食欲不振

犬アデノウイルス 2 型感染症や犬ジステンパーなどに感染しますと、食欲不振となりドッグフードなど食べません。

対照的に、糖尿病や甲状腺の異常などの代謝や内分泌の問題。これらは、食欲を増進することがあります。しかし、食べているのに体重が減少するという症状がでます。

ガンによる食欲減少

  1. 腫瘍自体が消化器系に影響を及ぼしている場合(例:口腔内の腫瘍、胃や腸の腫瘍)。
  2. 痛みや不快感が食事に対する意欲を低下させている。
  3. ガンやその治療による体調の変化(例:吐き気、下痢、便秘など)
  4. ガン関連の代謝変化や、ガンによるホルモンの影響

これらの要因は、ガンでの食欲低下の一般的な原因として知られています。ただし、個々の犬の状態や具体的な症状は異なるため、具体的な状況や疑念がある場合は専門家や獣医師との相談が最も適切です。

ドッグフードを食べない原因は病気以外を疑う

ドッグフードに対する食欲不振は、病気以外のこともあります。それらについて解説します。

薬の副作用

犬が治療を受けている場合に薬によっては、犬の食欲を減少させたり、胃腸の不快感を引き起こしたりする副作用があります。

  1. 食欲不振:多くの薬剤が食欲不振を引き起こす可能性があります。これは一時的な副作用であることが多く、薬の服用を終えると改善されることが一般的です。
  2. 胃腸の不調:一部の薬は、胃炎、下痢、嘔吐などの消化器系の副作用を引き起こすことがあります。これらの症状は犬が食事を避ける原因となることがあります。
  3. 口内の不快感:口内炎や口内の痛みを引き起こす薬もあり、これが食事を困難にする原因となることがあります。
  4. 全般的な倦怠感:薬剤によっては、全体的な倦怠感や不調を引き起こすことがあり、それが食欲減退の原因になることもあります。

もし愛犬が薬を服用していて食欲がない場合は、獣医師に相談することが重要です。獣医師は副作用の管理方法を提案し、必要に応じて別の治療法や薬剤を検討することができます。

また、犬が十分な栄養を摂取できるよう、食事の調整や食欲を刺激する方法についてもアドバイスを提供することができます。

ストレスや環境の変化によるもの

ストレスや環境の変化によって、犬はドッグフードを食べなくなることがあります。犬は環境や日常の変化に敏感であり、以下のような要因が食欲不振を引き起こす可能性があります。

  1. 環境の変化:新しい家への引っ越し、家族構成の変化(新しいペットや赤ちゃんの到来)、あるいは飼い主の不在(旅行や出張)など、環境の変化は犬にとってストレスとなり得ます。
  2. ルーチンの変更:散歩の時間、食事の時間、遊ぶ時間など、日常のルーチンが変わると、犬は不安やストレスを感じることがあります。
  3. 社会的ストレス:他の犬やペットとの関係、特に新しいペットの導入は、既存の犬にストレスを与えることがあります。
  4. 騒音や恐怖:大きな音(花火、雷、工事の音)や、恐怖を感じる状況(動物病院への訪問、車での移動)も、犬のストレスの原因となり得ます。
  5. 飼い主のストレス:犬は飼い主の感情を敏感に察知するため、飼い主がストレスを感じていると、そのストレスを共有し、反映することがあります。

これらのストレス要因により、一時的な食欲不振が起こることがあります。犬が食べなくなった場合は、以下の対処法を試すことができます。

  • 安定した環境を提供する:日常のルーチンを一貫して保つことで、犬の安心感を高めることができます。
  • 安心できる場所を作る:犬が落ち着ける静かで安全な場所を提供します。
  • 適度な運動と遊び:運動や遊びはストレスを軽減し、食欲を刺激することがあります。
  • 飼い主の落ち着いた態度:飼い主自身が落ち着いていることが、犬に安心感を与えます。

もし食欲不振が長期間続く、または他の健康上の問題が見られる場合は、獣医師に相談することが重要です。獣医師は、犬のストレスの原因を特定し、適切な対処法を提案することができます。

高齢化(シニア)によるものが原因

シニア犬やハイシニア犬(老犬)がドッグフードを食べなくなることは、一般的によくある現象です。これにはいくつかの理由が考えられます。小型犬では7歳からシニアの仲間入りで、大型犬は5歳くらいとされています。

  1. 歯や口の問題
    • シニア犬やハイシニア(老犬)は歯が弱くなったり、歯周病を抱えることが多いです。これにより硬いフードを噛むのが難しくなり、食事を避けるようになる場合があります。
  2. 嗅覚や味覚の低下
    • 加齢により嗅覚や味覚が衰えると、食べ物に対する興味が減少することがあります。
  3. 消化能力の低下
    • シニア犬やハイシニア(老犬)になると消化器官の機能が低下し、特に高脂肪や高タンパク質の食事を消化するのが難しくなります。
  4. 慢性疾患
    • シニア犬やハイシニア(老犬)は慢性的な健康問題を抱えることが多く、それが食欲に影響を与えることがあります。
  5. 運動量の減少
    • 運動量が減ると、全体的なカロリー需要が減少します。これにより、食事に対する興味が低下することがあります。

犬は高齢化に伴い関節炎が起こり、そして筋肉が減少します。そのため運動の際に痛みや不快感が出現し、活動量の減少につながって食べないことがあります。

犬が食器を見つけられない、あるいはたどりつけない。このような場合は、認知機能の低下や視力の低下が考えれます。結果的に食事を摂らない原因にもなります。

食べないのはドッグフードそのものかもしれないので確認しよう

ドッグフードが原因で愛犬が食べない場合、いくつかの理由が考えられます。

  • 味や匂いの変化: ドッグフードが酸化したり、賞味期限が過ぎたりすると、味や匂いが変わることがあります。これにより、愛犬が食欲を失う可能性があります。
  • 健康上の問題: 愛犬がアレルギーや食物不耐性を持っている場合、特定の成分に反応して食べたがらないことがあります。例えば、穀物、特定のタンパク質、人工添加物などが原因である可能性があります。
  • 飽きたり好みが変わった: 犬も人間と同じく、同じ食べ物に飽きることがあります。また、年齢や健康状態の変化により食べ物の好みが変わることもあります。
  • 食べにくさ: ドッグフードのサイズや硬さが愛犬に合っていない場合、食べるのが困難である可能性があります。特に年を取った犬や歯の問題を抱えている犬では、柔らかいフードや小粒のフードが適している場合があります。

まとめ

犬がドッグフード食べない、あるいは避けるのは、病気のためである。それ以外では薬の副作用、ストレスによるもの。高齢化によるものなどがあります。さらにドッグフードそのものに問題がある場合もあります。メーカーは予告なくパッケージ、仕様を変更する場合があるからです。加えて、開封後に高温・多湿により酸化が進み、味やにおいが変化することもあります。

対策として、フード変更をする前に、アレンジしてみましょう。ドッグフードを温める。少量のウエットフードをトッピングする。または、ドライフードでは湯や水などでふやかす。それでも効果がなければ、好みのおやつを与えてみる。おやつをたいらげるならば現状のドッグフードに問題があるのかもしれません。

さらに、食事の環境を整えることで、犬の食欲を刺激します。その結果、健康的に食事を摂取することができます。 飼い主として、犬の反応や様子をよく観察しましょう。最適な環境を提供する努力が求められます。

参考サイトpetMD

ペットフードアドバイザー・ゆずりん

私が子どもの頃、犬を飼い始めたのはペットフードがまだ広く普及していない時代でした。その当時、私の近所では多くの人が犬にご飯に味噌汁をかけたものを食べさせていましたので、私もそれを見て同じようにしていました。しかし、その犬たちが短命だったのは、後になって理解したことですが、塩分の過剰摂取、タンパク質の不足、及び栄養バランスの不備が原因であったと考えられます。このような個人的な経験を通じて、ペットフードや犬の健康に関する知識を深めてきました。この知識を生かして、私は記事を書き、それをオンラインで共有しています。

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