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柴犬の平均寿命を超えさせたい!長生きの秘訣とは

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柴犬といえば、あの愛らしい顔と忠実な性格で、世界中の人々を魅了する人気犬種だよね。

でも、実は柴犬の魅力はそれだけじゃないんだ。

なんと、柴犬は平均寿命が13~16歳と、他の犬種と比べてかなり長生きする犬種としても知られているんだよ。

もちろん、どんな犬でも永遠に生きられるわけじゃない。

でも、ちょっとしたコツで、愛犬の柴犬をより長生きさせることはできるんだ。

このブログ記事では、柴犬が長生きする秘訣について、詳しく紹介していきますので参考にしていただければ幸いです。

柴犬の長生きの秘訣は食事にある

柴犬の平均寿命を超える長生きの秘訣とは

柴犬が長生きするために必要な食事のポイントを、5つ紹介しますね。

1. バランスの取れた食事

柴犬にとって必要な栄養素をしっかり摂れるように、バランスの取れた食事を心がけよう。

ワンちゃんの食事、バランスってどうすればいいの?

愛犬の食事って、栄養バランスが大事って聞くけど、具体的にどうすればいいのかわからないですよね。

そこで今回は、ワンちゃんのバランスの取れた食事について、分かりやすく解説します!

1-1. タンパク質:筋肉や体を作る大切な栄養素

タンパク質は、ワンちゃんの筋肉や体を作るのに必要な栄養素です。

不足すると、筋肉が減ったり、毛並みが悪くなったり、免疫力が低下したりしてしまいます。

肉類、魚類、卵、乳製品などに多く含まれているので、これらの食材を毎日の食事に取り入れましょう。
でも、この中の乳製品の代表である牛乳については推奨されていません。犬はラクターゼという分解酵素が少ないため、乳糖をうまく消化できず、下痢や嘔吐をしてしまうリスクがあるというのが理由です。

しかし、牛乳を与えた犬は、与えていない犬よりも長生きしたという研究データもあります。そのため、人間用の牛乳を与えるとするならば、大さじ1杯程度を水に薄めて飲ます、あるいは、代替品として犬用牛乳やヤギミルクなどを検討してみるのもよいでしょう。

犬の牛乳と長生きの関係についてはこちらのページをご覧ください。

1-2. 脂肪:エネルギー源であり、皮膚や被毛の健康にも役立つ

脂肪は、ワンちゃんのエネルギー源となるだけでなく、皮膚や被毛の健康を維持するためにも必要な栄養素です。

ただ、与えすぎると肥満の原因になってしまうので、注意が必要です。

植物油、魚油、ナッツ類などに多く含まれているので、適量与えましょう。

1-3. 炭水化物:エネルギー源となる栄養素

炭水化物は、ワンちゃんのエネルギー源となる栄養素です。

穀物類、イモ類などに多く含まれています。

ただし、与えすぎると肥満や糖尿病の原因になってしまうので、犬種や年齢、活動量に合わせて量を調整することが大切です。

1-4. ビタミン・ミネラル:健康維持に欠かせない栄養素

ビタミンやミネラルは、ワンちゃんの健康維持に欠かせない栄養素です。

不足すると、様々な病気の原因になってしまう可能性があります。

野菜や果物に多く含まれているので、毎日の食事に取り入れましょう。

パデュー大学の研究者らは 、犬の主な死因である癌の発生率に対する野菜の食事摂取の影響を研究しました。

研究の結果、スコティッシュ・テリアが週に3回以上、あらゆる種類の野菜(アブラナ科の野菜、葉野菜、オレンジ色や黄色の野菜)を摂取した場合、膀胱がんの発症や死亡のリスクが70%減少することが分かりました。

興味深いことに、犬が野菜の種類を問わず、週に3回から14回まで多く摂取するほど、膀胱がんに対する防御効果も高まりました。

1-5. 水はとても大切なもの

水は、ワンちゃんの体内水分を補給するとても大切なものです。

不足すると、脱水症状や体調不良の原因になってしまうので、常に新鮮な水を用意しておきましょう。

隠れ水分不足

隠れ水分不足というのをご存知でしょうか。「愛犬の健康寿命がのびる本」という書籍にこの隠れ水分不足という言葉が出てきます。犬があまり水を飲まないのは欲していないからではなく、犬自体も気づていないとのことです。

特に手作りご飯よりも、カリカリのドッグフードは、水分量が10%ほどしかありませんので、カリカリのドッグフードを与えている犬はこの傾向が強いそうです。それでも若いうちは体力があるので何とかなりますが、高齢犬ともなると、体に影響が表れてきます。ですから、高齢犬の病気の9割は水分不足が影響していると書かれています。

つまり、水分不足になることによって、犬の体に影響を及ぼすことから様々な疾患を引き起こし、それが寿命を縮める(長生きできない)原因となるということです。隠れ水分不足には注意が必要です。

愛犬の年齢、活動量、体質に合わせて、適切な量と栄養バランスの食事を与えることが大切です。

2. 犬の健康と長生きの秘訣は断続的断食にある

愛犬の健康維持と老化防止を願う飼い主にとって、食事は重要な要素です。この観点からいけば、栄養バランスのとれたご飯をあげることが一番正しいと思ってしまいがちですが、その方向とは違う考え方がありますのでご紹介します。

それが、食事量を減らすという、一見矛盾と思われる方法が、実は犬の健康と長生きにつながる強力な戦略となるようです。

断続的断食は、動物の健康寿命と寿命を延ばすための効果が科学的に証明された方法です。過去100年以上にわたる研究データは、このアプローチの有効性を裏付けています。

また、数百件の科学研究や出版物が、食事制限が健康に与える好影響を一致して示しています。そして、犬も例外ではありません

2002年にアメリカ獣医医学会雑誌に掲載された研究では、生涯を通じて通常の食事量の25%少ない量を犬に与えた場合に何が起こるのかを分析しました。その結果、犬の寿命は平均2年も延びたことが明らかになったのです。

これは、寿命が延びただけとは違い、健康寿命の2年間延長も意味します。つまり、総合的に通常の食事量の犬が病気になった年齢と比較すると、それよりも2年間遅く病気になったというものです。これが断続的断食の力です。

他の研究でも同様の成果が確認されています。
例えば、1日1回のみ餌を与えることで犬の全体的な健康状態が改善し、寿命が延びるという研究結果も報告されています。

このように、断続的断食は、実用的かつ安価で、犬の寿命を延ばすために簡単に実践できる食事療法です。

断続的断食は、犬の健康を維持し、老化を遅らせる効果的な方法です。

参考情報:myzoneblue.com(英語記事)

次のページは、柴犬の運動は散歩だけではありません。「柴犬を定期的に運動させて長生きにつなげる」についての解説です。

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