愛犬の健康維持には、適切なご飯の量が欠かせません。しかし、犬種や年齢、活動レベルによって必要なカロリーは大きく異なるため、正確なご飯の量を計算するのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ワンクリックで愛犬の必要カロリーとご飯の量を算出できる、簡単・便利な自動計算アプリをご紹介します。こちらはドッグフードのみならず、手作り食やおやつの量を把握することにも使えます。
また、このアプリは、獣医師監修の計算式を根拠に開発されており、体重、ライフステージ(子犬、成犬、老犬など)、ご飯のカロリーを入力するだけで、愛犬の必要カロリーとご飯の量(グラム)を科学的に正確に計算することができます。
愛犬の健康は、飼い主であるあなた次第です。 このブログ記事を参考に、犬のカロリー自動計算アプリを活用して、愛犬にぴったりのご飯の量を把握し、健康で幸せな生活を送れるようサポートしてあげてください!
犬のカロリー自動計算アプリを使うメリット
犬のカロリー自動計算アプリは、愛犬の健康維持に役立つ便利なアプリです。以下、そのメリットを詳しくご紹介します。
1. 愛犬にぴったりのご飯の量を簡単に把握できる
自動計算を使えば、愛犬の体重、年齢、ライフステージを入力するだけで、必要なカロリーを簡単に計算することができます。
従来の方法では、複雑な計算式を用いたり、獣医師に相談したりする必要がありましたが、このツールを使えば、誰でも簡単に愛犬に合ったご飯の量を知ることができます。
2. 肥満や栄養不足を防ぎ、健康的な体作りをサポートする
犬の肥満や栄養不足は、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。適切な食事量を把握することで、愛犬の体重を適正範囲に維持し、健康的な体作りをサポートすることができます。
特に、肥満は糖尿病や関節炎などのリスクを高めるため、注意が必要です。
3. 愛犬の食事管理を効率化できる
自動計算を使えば、同時に愛犬のご飯の量も簡単に管理することができます。毎日のご飯の量を記録したり、フードの量を調整したりする手間が省け、効率的に食事管理を行うことができます。
4. 愛犬の健康状態を把握する指標となる
自動計算で算出した必要なカロリーと、実際に与えているカロリーを比較することで、愛犬の現在の食事状態を把握することができます。
もし、必要なカロリーよりも多く与えている場合は、肥満のリスクがあると考えられます。逆に、必要なカロリーよりも少ない場合は、栄養不足の可能性があります。
5. 手作り食を与える際の目安となる
手作り食を与える場合、愛犬に必要な栄養素をすべて与えることが重要です。犬のカロリー自動計算ツールで算出した必要なカロリーを参考に、栄養バランスのとれた手作り食を作ることができます。
6. 愛犬とのコミュニケーションツールとして活用できる
自動計算を使って、愛犬の食事について一緒に考えることで、愛犬とのコミュニケーションを深めることができます。
愛犬の健康を守るために、食事は非常に重要です。 犬のカロリー自動計算を活用して、愛犬にぴったりの食事量を把握し、健康で幸せな生活を送れるようサポートしてあげてください。
犬のカロリー自動計算アプリの使い方
① ワンちゃんの体重を入力する。現在の体重が理想的なら現在の体重を入れてください。
もしも太り気味や痩せすぎなら理想体重を入れてください。
例えば、うちの柴犬は、現在の体重が9.2kgで太っています。理想とする体重が8kgなので、8kgと入力します。与えているドッグフードは306kcalですので、その数字を入力します。
9.2kgの体重では、ドッグフードの量は220gでしたが、8kgのドッグフードの量は198gになります。
このように自動的に与えてよい食事量がわかります。愛犬の理想体重が不明でしたら、「〇〇犬の理想体重」や「犬 BCS(ボディ・コンディション・スコア)」でネット検索されると確認できます。
ここで、注意点をお伝えします。1日に必要なカロリーはご飯(ドッグフード)だけでなく、ワンちゃんのおやつを含めて考えておく必要があります。
ご飯だけで1日に必要なカロリーを与えてしまうと、おやつの分がカロリーオーバーになってしまいます。また、犬の活動量によって必要カロリーは違ってきますので、愛犬の体型を確認しながら、カロリー調整をしてください。
② 犬の状態をクリックしてその選択肢の中から選ぶ。
③ 与えている食事の100gあたりのカロリーを入れる
最後に、「計算ボタン」を押すと、その下に結果が表示されます。
計算結果は、以下の例のように計算ボタンの下に出ます。
犬の1日に必要カロリー(DER): 〇〇kcal
1日に与えてよいご飯の量: 〇〇 g
それでは、お試しください。
犬のカロリーとご飯の量が自動計算できるアプリ
まず、犬の体重を入力します。次に犬の状態のタブをクリックして、その中から選択します。最後にフード100gあたりのカロリーを入れてください。最後に「計算ボタン」を押せば、1日に必要なカロリーとご飯の量が自動計算されます。
市販のドッグフードのカロリーを比較
ドッグフードの100gあたりのカロリーは商品によって様々です。主だったドライドッグフードの100gあたりのカロリーを調べてみたところ、300~400kcalの範囲内に収まています。
POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア ワイルドサーモン | 306kcal |
モグワンドッグフード(1.8kg)全犬種・全年齢対応 | 361.5kcal |
Nutro ニュートロ シュプレモ 小型犬用 成犬用 | 375kcal |
ミシュワン MISHONE ドッグフード小型犬用 | 352kcal |
ペロリコドッグフード アレカット | 353.5kcal |
ナチュラルバランス ホールボディヘルス | 361kcal |
Orijen(オリジン) ドッグフード オリジナル | 394kcal |
カナガンドッグフード チキン | 376kcal |
アカナ (ACANA) ドッグフード アダルトスモールブリード | 351kcal |
K9ナチュラル フリーズドライ ラム・グリーントライプ | 416.5kcal |
ロイヤルカナン ドッグフード スキンケア 小型犬用 | 394kcal |
犬のおやつの適量の計算方法
犬におやつは、主食の10%が推奨されています。
例として、「理想体重8kgの避妊・去勢した成犬の1日の必要カロリー」は、532kcalです。この10%ですから、53kcalがおやつの上限量です。
主食のドッグフードは、このカロリー分調整しますから、約480kcalです。ドッグフードの量は、480kcal÷350kcal(ドッグフードの100gあたりのカロリー)×100=137gになります。
例としておやつにバナナを与えるとしましょう。バナナのカロリーは100gあたり93kcalです。先ほどと同じ計算式を使います。
53kcal÷93kcal×100=約57g
それなので、バナナのおやつなら、愛犬に57gまで与えてもよいことになります。バナナの可食部は100gなので、1日に半分のバナナが上限になります。干し柿なら100gあたり276kcalですから、53÷276×100=19gです。干し柿は、可食部で60gですから、多くて3分の1程度です。
おやつを与えた際には、その分の主食のご飯の量を調整しましょう。
犬に健康的な食事を与えるためのポイント
犬の健康は、食事によって大きく左右されます。人間と同じように、犬も健康的な生活を送るためには、バランスのとれた食事が欠かせません。
1. 愛犬の年齢や体質に合ったフードを選ぶ
犬は、子犬、成犬、シニア犬など、年齢によって必要な栄養素が異なります。また、体格や活動量によっても必要な栄養素は変わってきます。愛犬の年齢や体質に合ったフードを選ぶことが大切です。
2. 高品質な食材を選ぶ
ドッグフードを選ぶ際は、原材料にこだわることが重要です。高品質な食材を使用したフードは、愛犬の健康維持に役立ちます。
3. 添加物や着色料を避ける
添加物や着色料は、犬にとって必要のないものです。できるだけ添加物や着色料が少ないフードを選びましょう。
4. 適切な量を与える
ドッグフードの袋に記載されている量は、あくまで目安です。愛犬の体重や活動量に合わせて、適切な量を与えてください。
5. 食事の回数
子犬は1日3回、成犬は1日2回、シニア犬は1日1回が目安です。ただし、愛犬の体調や活動量に合わせて調整する必要があります。
6. 水を常に用意しておく
水は、犬にとって欠かせないものです。常に新鮮な水を用意しておきましょう。
7. 食事の時間を決める
食事の時間を決めることで、愛犬の体内時計が整い、消化吸収がスムーズになります。
8. ゆっくりと食べさせる
早食いは、消化不良の原因になります。ゆっくりと食べさせるようにしましょう。
9. 食べ残しは片付ける
食べ残しは、腐敗の原因になります。食事後はすぐに片付けましょう。
10. 定期的に体重を測る
体重を定期的に測ることで、愛犬の健康状態を把握することができます。
11. おやつを与える
おやつを与える際は、カロリーや塩分などに注意しましょう。
12. 手作り食を与える
手作り食を与える場合は、栄養バランスに気を配る必要があります。獣医師に相談しながら行うのがおすすめです。
13. 獣医師に相談する
愛犬の食事について何か疑問があれば、獣医師に相談しましょう。
愛犬の健康を守るために、食事は非常に重要です。 上記のポイントを参考に、愛犬にとって最適な食事を与えてあげてください。
以上、犬のカロリー自動計算アプリのご紹介でした。