犬が食べれる果物

犬はバナナを何歳から食べれるの?どんな効果があるの?

      
犬がバナナを食べても大丈夫 犬が食べれる果物
       

犬にバナナを食べさせても大丈夫なの?と疑問に思う方はすごく多いです。その答え(answer)は、「犬に与えても大丈夫」が正解です。バナナは毒性がなく、食物繊維やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれ、その上、抗酸化作用が強いポリフェノールも含まれているので犬の健康にとって良い果物です。

しかし、糖分やカロリーが高いため、適切な量を守って与えてください。たとえばチワワやトイプードルなどの小型犬にバナナをまるごと1本与えることは、かなり許容量を超えてしまいます。やはり小型犬なりの適切な「量」がありますので、まずはその量を把握しておきましょう。

それでは、どのようにして適切な量を知ればよいのでしょうか?それには、愛犬の理想体重から1日に必要な摂取カロリーを把握することから始めます。この点については本文で詳しく解説しています。

他にもこのページでは、バナナの栄養素、犬にとってのバナナ効果、バナナを何歳・何ヶ月の子犬から与えていいのか、バナナアレルギーなどバナナを与える際の注意点などについて解説します。愛犬にバナナを食べさせる際の参考にしてください。

0:犬にバナナを与えても大丈夫です

人間にとってバナナは美味しい果物であり、栄養価も整っていますので、おやつや食事の一部として人気があります。獣医師によると、このメリットは犬にもあてはまることであり毒性はありませんので、与えても問題ないとされています。

1. 何歳?何ヶ月?の子犬からバナナを与えていいの

子犬のどの段階からバナナを与えることができるのかですが、生後6か月を過ぎた頃からなら問題ないとされています。

この時期になると、子犬は十分な栄養素を摂取し、成長に必要なエネルギーを得ることができます。しかしながら、バナナはカリウムや食物繊維が豊富で、便秘の改善に役立つ一方で、糖分も多く含まれているため、与え過ぎには注意が必要です。

特に小型犬の場合は、バナナを細かくカットするか、すり潰して与えることが推奨されます。また、腎臓病の犬やアレルギーがある犬には与えない方が良いでしょう。バナナを与える際は、犬のサイズや健康状態に応じて適量を考慮し、初めて与える場合は少量から始めて、アレルギー反応を観察することが大切です。

2. 犬に与えていいバナナの量

超小型犬や小型犬として、トイプードルやチワワ、ポメラニアン、マルチーズ、ヨークシャーテリア、豆柴、カニンヘンダックスフンド、パピヨンなどがいますが、これらの犬のバナナ1日あたりの適切な量や中型犬や大型犬に与えていいバナナの量について解説します。

犬が食べやすいサイズに切ったバナナ

バナナは犬に1日に必要なカロリーの10%以下にする

バナナの適切な量と与え方については以下の点を把握しておくことが大事です。

  1. 通常サイズのバナナ1本の重さは皮を含めて140g。バナナの廃棄率は、40%なので、可食部はおおよそ100gになります。バナナ100gあたり、約93kcal。そして一般的なバナナの大きさは15~17センチ程度です。
  2. 基本的に犬のおやつは摂取カロリーの10%以下が推奨されています。残り90%は、バランスのとれた主食(ドッグフード)から摂取することが望ましいとされています。
  3. バナナの1切れの厚さは5~6mm程度に切って与える。またはすりつぶして与えるよう推奨されています。

バナナを1本食べてもいい犬

バナナを好んで食べるからといって小型犬に1本も与えては100kcalほどカロリーオーバーになってしまいます。犬に必要なカロリーの10%以下を目安にしましょう。具体的な量については、下記の表をご覧ください。

与えすぎないよう1日の適量をみつける

小型犬、中型犬、大型犬、さらに超大型犬の代表的な犬種を挙げ、それぞれの平均体重とその体重に見合った1日あたりのバナナの限度量を表にまとめました。バナナの限度量は各犬の維持エネルギー要求量(MER)の10%を目安にしています。この値は限度量ですので、この量以内にしましょう。

犬種のカテゴリ代表的な犬種平均体重バナナの限度量(1日あたり)
小型犬チワワ2kg22g(1/4程度)
トイプードル3kg26g(1/4程度)
柴犬8kg57g(1/2程度)
ダックスフンド10kg68g(2/3程度)
中型犬コッカースパニエル13kg81g(3/4程度)
ボーダーコリー20kg113g(約1本程度)
大型犬ラブラドールレトリバー30kg153g(1本半程度)
ゴールデンレトリバー33kg165g(1本半程度)
超大型犬グレートデーン55kg243g(2.5本程度)
セントバーナード75kg306g(3本程度)
犬の1日あたりのバナナの適切な量

カロリー計算については、こちらの「犬のカロリー計算できる簡易ツール」をご覧ください。

与える上での注意点

  • 表に示されたバナナの量は、犬が他にも様々な食品を摂取していることを前提としています。バナナはおやつとしてのみ与え、犬の主食に置き換えるものではありません。
  • バナナは高カロリーな食品なので、肥満が心配される犬には特に少なめに与えるべきです。
  • 犬にバナナを与える際は、初めての場合は少量から始めて、犬の反応を見てください。消化不良やアレルギー反応の兆候が見られないか注意が必要です。

3.犬がバナナを食べて得られる5つのメリット(効果)

犬がバナナを食べた場合にどのような効果があるのでしょうか。メリットとして次のものがあります。

バナナの効果

ビタミンやミネラルの効果が得られる

バナナは、ビタミンミネラルが豊富に含まれているフルーツです。特にビタミンC、ビタミンB6やカリウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれています。したがって、これらの栄養素が犬にとっても非常に有益に働きます。

ビタミンCの効果により皮膚の健康に役立つ

バナナ100gあたり、ビタミンCを約16mg含んでいます。温州(うんしゅう)みかん1は、30mgですから、みかんのおおよそ半分くらいです。出典:日本食品成分表示2020年版(八訂)

ビーちゃん
ビーちゃん

:温州(うんしゅう)みかんは、砂じょう/普通/生の100gあたりの成分です。砂じょうとは、水分の多いつぶつぶしたところです。

ビタミンCは抗酸化作用があり、犬の免疫システムを強化する役割を果たします。また、皮膚や毛の健康にも寄与します。同時に、犬が外部からの感染症などに対抗できるようサポートします。

ビタミンB6の効果もあります

ビタミンB6は、赤血球のヘモグロビンの合成や神経伝達物質の合成などに重要な役割を果たします。不足すると、犬はイライラしたり、集中力が散漫になります。

バナナのカリウム効果

バナナは100gあたり、カリウムを360mg含んでいます。比較として、温州(うんしゅう)みかん/砂じょう/普通/生は、150mgです。出典:日本食品成分表示2020年版(八訂)

温州(うんしゅう)みかんと比べますと、2倍以上含んでいます。そのため、過剰摂取はデメリットとなりますが、カリウムは心臓や筋肉の健康に必要なミネラルです。適量のカリウムを摂取することで、犬の心拍数や血圧を正常に保つことができます。

犬の骨の健康に役立つマグネシウム効果

バナナ100gあたり、マグネシウムが32mg含まれています。マグネシウムは、犬の骨の健康やエネルギー代謝に有用です。また、筋肉のリラクゼーションにも寄与し、犬がリラックスして過ごせるメリットもあります。

食物繊維の効果

バナナは、その甘さと栄養価の高さから多くの人々に愛されていますが、実は犬にとっても素晴らしい食べ物です。特に、バナナに含まれる食物繊維は犬の健康に多くの利点をもたらします。

食物繊維は、犬の消化システムにおいて重要な役割を果たします。水溶性と不溶性の二種類に分けられる食物繊維は、それぞれが犬の体に異なる利益を提供します。水溶性食物繊維は、水に溶けてゲル状になり、消化を遅らせることで血糖値の急激な上昇を防ぎます。これは、糖尿病のリスクがある犬にとって特に有益です。一方、不溶性食物繊維は便の量を増やし、腸を刺激して排便を促進することで便秘を予防します。

バナナは、これらの食物繊維をバランス良く含んでおり、犬の腸内環境を整えるのに役立ちます。腸内環境が改善されると、犬の免疫力が向上し、アレルギーや炎症性腸疾患、下痢などのリスクが減少します。また、食物繊維は腸内細菌のエサとなり、健康な腸内フローラを維持するのに重要です。

4. 犬にバナナを与える際の具体的な注意点

バナナを与える際にいくつかの注意点がありますのでご覧ください。

皮の処理をしてから与える

バナナを犬に与える際には、皮の取り扱いが非常に重要です。バナナの皮は人間も食べることは通常ありませんが犬も同様です。犬にとって消化しにくいものなので与えないようにしましょう。

バナナは一般的にはアレルギーを引き起こす食品とは考えられていません。けれど、犬によってはアレルギー反応を示します。そのため以下のことに注意しましょう。

バナナに含まれている酵素との相互作用を考える

バナナには消化を助ける酵素が含まれています。それが、これが他の食品やサプリメントに含まれる成分と相互作用をする・・・なんてこともあります。特に、消化促進サプリメントや酵素製品を与えている場合には注意しましょう。

バナナは犬の腎臓に影響を与える

バナナは一般的に健康な犬にとっては安全な食品ですが、腎臓病を持つ犬には注意が必要です。バナナに含まれるカリウムのレベルが高いため、腎臓の機能が低下している犬にとっては、カリウムの摂取を管理することが非常に重要です。

  • 高カリウム血症(Hyperkalemia): 腎臓がうまく機能しない場合、体はカリウムを適切に排出できなくなります。これが続くと、血液中のカリウム濃度が異常に高くなり、高カリウム血症を引き起こす可能性があります。高カリウム血症は心臓に影響を与え、不整脈を引き起こすことがあります。
  • 腎臓への追加負担: 健康な犬では、カリウムは腎臓によって尿から体外に排出されますが、腎臓機能が損なわれている犬では、これが負担になることがあります。
  • 食欲不振: 腎臓病の犬は食欲不振を経験することがよくあり、バナナがこれを悪化させる可能性があります。

バナナを腎臓病の犬に与える際の注意点

  1. 獣医師の指示に従う: 獣医師は、ペットの腎臓病の重症度に応じて、カリウムの摂取制限を含む特定の食事計画を提案します。そのため、バナナを与える前に必ず獣医師と相談してください。
  2. 量を制限する: 獣医師がバナナを許可する場合でも、摂取量は非常に限られるべきです。そして、全体的な食事プラン内でのカリウム摂取量を常に考慮する必要があります。
  3. 症状を監視する: バナナを与えた後、ペットの様子を注意深く観察し、体調に変化があれば直ちに獣医師に連絡する必要があります。

最終的には、腎臓病を持つ犬にバナナを与えるかどうかの決定は、獣医師の専門的なアドバイスに基づくべきです。

以上のような注意点が考えられるため、バナナを犬に食べさせる際には量や頻度を適切にコントロールし、必要であれば獣医師のアドバイスを求めることが重要です。

5.バナナを与える前に獣医師に相談する

いつ獣医に相談するべきか

犬に新しい食品を与える。あるいは、何らかの健康問題が疑われる場合、獣医師との相談は非常に重要です。以下に、獣医師に相談するべきタイミングをいくつか示します。

はじめての食品を与えるとき

犬に初めてバナナを与える。あるいは他の新しい食品を与える。こういう場合、その前に、獣医師と相談することが推奨されます。これにより、犬の健康状態やアレルギーの有無、適切な摂取量などを確認できます。

持病や特定の状態がある場合

糖尿病や心臓疾患などの持病がある犬。あるいは高齢犬、妊娠している犬。また特定の状態にある犬には、初めての食品を与える前に必ず獣医師と相談してください。

長期的な食事プランの変更

バナナを犬の長期的な食事プランに組み込む場合も、獣医師との相談が必要です。これにより、他の食品やサプリメントとの相互作用。あるいは、全体的な栄養バランスを確認できます。

6.犬のバナナアレルギー

犬がバナナにアレルギーを持っている場合、以下のような症状が現れることがあります

  1. 皮膚の問題
    • かゆみ
    • 赤み
    • 発疹
    • 腫れ
    • 皮膚の炎症や感染
  2. 消化器系の問題
    • 嘔吐
    • 下痢
    • 腹痛
    • ガスの増加
    • 食欲不振
  3. 呼吸器系の問題(非常にまれですが)
    • 喘息様の症状
    • 呼吸困難
  4. 一般的な不快感
    • 無気力
    • 不機嫌
    • 行動の変化

バナナのような食品を初めて与える時は、犬がアレルギーを発症する可能性があるため、常に少量から始めることが重要です。犬にアレルギー反応が見られた場合は、すぐにバナナの摂取を止めて獣医師に相談する必要があります。症状が重い場合、特に呼吸困難が見られる場合は緊急を要するので、すぐに獣医の診察を受けさせてください。

バナナに限らず、犬に新しい食べ物を導入する際は、その食べ物が犬に適しているかどうかを獣医師に確認し、アレルギー反応やその他の健康問題に注意深く監視することが大切です。

犬がバナナを食べた後にアレルギーによる何らかの緊急症状を示した場合、迅速な対応が求められます。以下に、緊急時の対応について説明します。

直ちに獣医師に連絡しましょう

上記のような症状が現れた。この場合は、すぐに獣医師または緊急動物医療センターに連絡してください。症状と状況を詳しく説明し、指示に従って対応します。

犬の状態を観察してください

獣医師に連絡する前や待機中に、犬の状態をしっかりと観察してください。呼吸、心拍数、一般的な様子など、可能な限り多くの情報を集めておきましょう。

獣医師に報告する事項

犬がバナナを食べた他に食品やサプリメントがあるならば、それも獣医師に報告することが重要です。これにより、獣医師は状況をより正確に把握し、適切な治療を行うことができます。

獣医師の指示に従う

獣医師からの指示に従い、必要であればすぐに病院へ向かってください。緊急症状は早期対応が命に関わる場合もあります。

7. バナナを使った犬用レシピをご紹介します

バナナヨーグルトスムージーのイメージ画像

バナナを使ったレシピをご紹介します。

犬用のバナナとヨーグルトのスムージー

犬にとって美味しくて栄養価の高いスナック。それがバナナとヨーグルトのスムージーです。特に暑い日や運動後には、このスムージーが良いエネルギー補給となります。

材料

  • バナナ 1本(中サイズ)
  • 無糖プレーンヨーグルト 1カップ
  • 水または無糖のココナッツウォーター 小さじ2〜3(オプション)

作り方

  1. バナナを皮から取り出し、適当な大きさに切ります。
  2. バナナ、ヨーグルト。水またはココナッツウォーター(使用する場合)をブレンダーに入れます。
  3. 高速でしっかりと混ぜ合わせます。
  4. スムージーが滑らかになるまでブレンドしたら、冷蔵庫で少し冷やします。
  5. 犬の食器に適量を入れて、与えます。

注意点

  • 使用するヨーグルトは無糖のものを選びます。犬が乳製品にアレルギーを持っていないか確認してください。
  • バナナは糖分が多いので、このスムージーも高カロリーになる可能性があります。与える量と頻度に注意してください。
  • 初めて与える場合は、少量から始めて犬の反応を見ましょう。

8.まとめ

  1. バナナの効果: バナナはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。したがって犬の健康に多くの利点があります。
  2. バナナの注意点: バナナは糖分とカロリーが高いです。そのため、過剰摂取は避け、犬の体重や活動量に応じて適量を与える必要があります。またバナナはカリウムが多く含まれています。過剰に与えるとカリウム過多となり、心臓に影響を与える可能性があります。
  3. 与える前の準備: バナナの皮は犬にとって消化しにくいものです。そのため皮を取って与えたほうがよいでしょう。
  4. 緊急時の対応: 犬がバナナを食べた後にアレルギーなどで緊急症状を示した場合。言うまでもなく、速やかに獣医師に相談する必要があります。

繰り返しになりますが、バナナは犬にとって多くの健康効果をもたらします。しかし、その糖分やカロリー、カリウム、消化に関するリスクも考慮しましょう。

参考PetMD 参考WebMD

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