愛犬にいちごを与えたら、下痢をしてしまった・・・。
なぜなの？なんで下痢をしたの？と思っている方向けの記事です。
実は、いちごは犬にとって思わぬ落とし穴となる場合があります！
このブログ記事では、いちごが犬に与える影響について詳しく解説しています。
愛犬といちごを安全に楽しむために、知っておくべきポイントについても分かりやすく説明していますので、愛犬の健康を守るために、ぜひ最後までご覧ください！
愛犬がいちごで下痢をした、その原因とは
愛犬にとって、いちごは魅力的なおやつですよね。しかし、実はいちごは犬にとって消化しにくい果物なんです。
だから与えすぎると、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こしてしまうことがあります。
なぜいちごは犬にとって消化しにくいのか？ その理由は、主に以下の４つが挙げられます。
原因１. 食物繊維
いちごには、水溶性食物繊維であるペクチンが豊富に含まれています。 ペクチンは腸内環境を整え、善玉菌を増やす効果がありますが、過剰に摂取すると下痢の原因になることがあります。
犬はもともと雑食性であり、ある程度の食物繊維を消化することができますが、急激に多くの食物繊維を摂取すると、腸内環境が乱れて下痢を起こす可能性があります。
原因2. 農薬などの影響
いちごは農薬を使って栽培されていることが多いため、農薬が残留している場合、下痢などの症状を引き起こす可能性があります。 特に、有機栽培でないいちごは、農薬の使用量が多いため注意が必要です。
原因3. 酸
いちごにはクエン酸やリンゴ酸などの酸が含まれています。
これらの酸は、犬にとってもある程度は問題ありませんが、犬の体質や胃腸の状態によっては、酸性の強い食べ物を摂取することで下痢などの消化不良を起こすことがあります。
特に、子犬や老犬、胃腸が弱い犬などは注意が必要です。
では、いちごを全く与えてはいけないのでしょうか？
答えはNOです。
与え方や量に気を付ければ、愛犬といちごを楽しむことはできます。
では、その適量とはどのくらいでしょうか？
原因4. 犬がいちごを食べて下痢になるのはアレルギーによる原因の場合もある
いちごはバラ科の果物であり、桃やさくらんぼなどのバラ科の果物にアレルギーを持つ犬は、いちごを食べてもアレルギーがあります。その反応による下痢かもしれません。
アレルギー反応として現れる症状は以下の通り。
- 皮膚症状: 皮膚のかゆみ、赤み、発疹など
- 消化器症状: 下痢、嘔吐、食欲不振など
- 呼吸器症状: くしゃみ、鼻水、呼吸困難など
愛犬がいちごを食べた後にこのような症状が現れた場合は、 すぐにいちごを与えるのを中止して様子を見るか、症状がひどい場合は、獣医師に相談することが重要です。
犬が下痢をするのは『いちご』だけではありません
犬が食べられる果物でも、いちご以外にも下痢を引き起こす可能性のある果物はいくつかあります。主な原因と代表的な果物をご紹介します。
1. 食物繊維による消化不良
犬は雑食性ですが、人間ほど果物を消化する能力は高くありません。果物には食物繊維が豊富に含まれており、犬が大量に摂取すると消化不良を起こし、下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。
- 代表的な果物: りんご、バナナ、キウイ、オレンジ、グレープフルーツ
2. 糖質による発酵
果物には糖質も多く含まれています。犬が糖質を過剰摂取すると、腸内細菌のバランスが崩れ、発酵が進み、下痢の原因となります。
- 代表的な果物: マンゴー、パイナップル、桃
3. 毒素による中毒
一部の果物には、犬にとって毒性のある成分が含まれています。これらの果物を犬が食べると、中毒症状を引き起こし、下痢だけでなく、嘔吐、脱水症状、昏睡状態など、重篤な症状が現れる可能性があります。
- 代表的な果物: アボカド、イチジク、プルーン、さくらんぼ、ネクタリン
4. アレルギー
犬によっては、特定の果物に対してアレルギーを持っている場合があります。アレルギー反応が出ると、下痢だけでなく、皮膚の痒み、発疹、目の充血などの症状が現れることがあります。
- アレルギーを起こしやすい果物: りんご、バナナ、オレンジ、キウイ、マンゴー
