愛犬のためにドッグフードをふやかしてあげたいけど、お湯の量が分からなくて困っているという方、多いのではないでしょうか?
この記事では、初めてでも安心!ドッグフードをふやかすお湯の量と方法について詳しくご紹介します。
1. ドッグフードの種類とふやかす必要性
ドッグフードには、ドライフードとウェットフードの2種類があります。
ドライフードは水分量が少なく、保存性に優れていますが、そのままでは子犬や老犬、病後の愛犬が食べにくい場合があります。
ウェットフードは水分量が多く、そのまま与えられるので、ふやかす必要はありません。
愛犬がドライフードを食べにくい場合は、ふやかすことで食べやすくすることができます。
2. ふやかすお湯の量
ドッグフードをふやかすお湯の量は、フードの種類や愛犬の年齢、体調によって異なります。
一般的には、フードの重量に対して
- 子犬の場合:1.5~2倍
- 成犬の場合:1.2~1.5倍
- シニア犬の場合:1~1.2倍
のお湯が目安です。
具体的な方法は、以下のとおりです。
- フードの重量を計ります。
- フードの重量に対して、上記のお湯の量を用意します。
- フードを容器に入れ、お湯をゆっくりと注ぎます。
- ドッグフードが完全に浸るまでお湯を注ぎます。
- 10~15分ほど放置します。
- フードがふやけたら、余分な水分を軽く切ります。
3. ふやかす際のポイント
- お湯の温度は、30~40℃程度が適温です。 熱すぎるお湯を使うと、フードの栄養素が損なわれる可能性があります。
- フードの種類によっては、ふやかすのに時間がかかる場合があります。 時間が足りない場合は、電子レンジで温めるのも効果的です。ただし、電子レンジは、加熱しすぎるとフードが固くなってしまうので注意が必要です。
- ドッグフードをふやかした後は、早めに食べさせてください。 長時間放置すると、雑菌が繁殖する可能性があります。
4. ふやかすメリット
ドッグフードをふやかすことで、以下のようなメリットがあります。
- 愛犬が食べやすくなる
- 消化が良くなる
- 水分補給ができる
- 栄養素を効率的に吸収できる
5. ふやかすデメリット
ドッグフードをふやかすことで、以下のようなデメリットもあります。
- フードの風味が損なわれる
- 時間がかかる
- 雑菌が繁殖しやすい
ドッグフードをふやかすデメリットの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
6. ドッグフードふやかし失敗談:愛犬のゴハンがドロドロに!
犬仲間からメールで送っていただいた体験談です。文中のチョコというのはゴールデンレトリバーです。
「愛犬のチョコのためにドッグフードをふやかしていたのですが、先日とんでもない失敗をしてしまいました。
いつも通り、フードをボウルに入れ、お湯を注いでふやかしていたのですが、その日の私は何やら頭が回っていませんでした。何となくいつもよりお湯の量が多いような気がしましたが、「まあ、大丈夫だろう」と深く考えずにいつものように冷ましていました。それも長めにしてしまいました。
ところが、いざチョコにフードを与えようとしたところ、なんとフードがドロドロのスープ状になってしまっていたのです!フード本来の粒の形はほとんど残っておらず、まるでマッシュポテトのような状態でした。
チョコはいつも喜んでフードを食べるのですが、このドロドロ状態にはさすがに困惑した様子。しばらく怪訝そうにフードを見つめていましたが、結局ほとんど食べずに残してしまいました。
慌てて新しいフードを用意しましたが、せっかくの時間帯にチョコのゴハンをあげられず、私も反省しきりです。
やはりお湯の量は適量にして、適切な時間ふやかすことが大事だと痛感しました」
7. まとめ
ドッグフードをふやかすことは、愛犬の健康維持に役立ちます。
お湯の量やふやかす方法を参考に、愛犬に合った方法でふやかしてあげてください。
※この記事はあくまでも参考情報であり、獣医師の診断や治療に代わるものではありません。愛犬の健康状態に不安がある場合は、必ず獣医師に相談してください。