犬の食べ物

愛犬とナッツ類、カシューナッツは大丈夫?与える際の注意点

      
アーモンドを目の前にして食べようとしているパグ 犬の食べ物
       

飼主さん!愛犬にナッツ類あげてますか?

実は、ナッツ類の中には、愛犬にとって危険なものもあるって知ってましたか?

例えば、マカダミアナッツは、犬にとって中毒症状を引き起こす可能性があるですよ。

他にも、クルミやアーモンドなんかは、消化不良を起こすことがあります。

では、カシューナッツは大丈夫なの?

ということで、まずはカシューナッツについて解説しますので、ご覧ください。

犬がカシューナッツを食べてしまった

ナッツ類カシューナッツの紹介

アーモンドやクルミと同様に食物繊維が含まれ、カロリーが高いのがカシューナッツです。カシューナッツ自体は犬にとって有毒ではありません。

しかし、適量を超えて食べてしまうと、消化不良や胃腸の問題を引き起こす可能性がありますので推奨はされていないんですね。

また、市販のカシューナッツは、塩や他の調味料で味付けされていることが多いです。これらの添加物は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に塩分は、犬にとって過剰摂取すると健康リスクとなるため、注意が必要です。もし犬にカシューナッツを与える場合は、少量に留めることが重要です。大量に与えると、胃腸の問題や膵炎のリスクが高まってしまいます。

愛犬にカシューナッツ!知っておくべきデメリット5つ

実は、カシューナッツって犬にとって5つのデメリットがあるって知ってますか?あげすぎると、思わぬトラブルを引き起こす可能性がありますよ。

1. 消化不良で、おなかがゴロゴロ…

カシューナッツは脂肪分が多く、犬にとっては消化しにくい食べ物です。だから、あげすぎると下痢や嘔吐の原因になってしまいます。特に、小型犬の場合は要注意です。

2. カロリー過剰で、あっという間にメタボ

カシューナッツは高カロリーな食べ物だから、あげすぎると肥満の原因になってしまいます。ダイエット中のワンちゃんには絶対NGです。

3. 塩分過剰で、腎臓に負担

人間用のカシューナッツは、塩分が多く含まれている場合があります。腎臓に負担をかけてしまうので、犬には与えない方が無難です。

4. 喉につまったり、腸閉塞の危険も

カシューナッツは硬い食べ物だから、丸呑みすると喉につまったり、腸閉塞を起こしたりする危険があります。特に、小型犬や老犬の場合は注意が必要です。

5. アナフィラキシーなどのアレルギー反応

まれに、カシューナッツにアレルギーを持つ犬がいます。アレルギー反応を起こすと、アナフィラキシーなどの重篤な症状を引き起こす可能性があるから、初めて与える場合は少量から様子を見てあげましょう。

もちろん、適量を守れば大丈夫

デメリットばかりじゃないよ。カシューナッツには、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含まれているんだ。適量を守れば、愛犬にとっても健康的なおやつになりますよ。

犬のカシューナッツアレルギーとは

犬も人間と同じように、カシューナッツアレルギーを発症する場合があります。カシューナッツアレルギーは、犬にとって重篤なアレルギー反応を引き起こす可能性があり、場合によっては命に関わることもあります。

アレルギー症状

犬のカシューナッツアレルギーの症状は様々ですが、一般的には以下のようなものがあげられます。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹部膨満
  • 嘔吐
  • 呼吸困難
  • アナフィラキシー

アレルギーの原因

犬のカシューナッツアレルギーの原因は、カシューナッツに含まれるタンパク質に対する免疫システムの過剰反応です。犬がカシューナッツを摂取すると、免疫システムはカシューナッツを有害物質と認識し、抗体を産生します。次回犬がカシューナッツを摂取すると、これらの抗体がカシューナッツのタンパク質に結合し、アレルギー反応を引き起こします。

診断

犬のカシューナッツアレルギーを診断するには、獣医師による診察と検査が必要です。獣医師は、犬の症状、病歴、および身体検査に基づいて診断を行います。また、血液検査や皮膚テストなどの検査を行うこともあります。

治療

犬のカシューナッツアレルギーの治療法はありません。しかし、症状をコントロールし、アナフィラキシー反応を防ぐための治療は可能です。治療法としては、以下のものがあります。

  • 抗ヒスタミン薬
  • ステロイド薬
  • アドレナリン

予防

犬のカシューナッツアレルギーを予防する最善の方法は、犬にカシューナッツを与えないことです。カシューナッツは、多くの犬用のおやつに含まれているため、犬に与える前に必ずラベルを確認してください。また、カシューナッツを調理している可能性があるレストランで犬と食事をする場合は、注意が必要です。

下痢や嘔吐などの症状

愛犬がカシューナッツを摂取してしまった場合で下痢や嘔吐などの症状が見られたら、すぐに獣医師に連絡してください。獣医師は、症状をコントロールし、アナフィラキシー反応を防ぐための適切な治療を提供することができます。

犬のカシューナッツアレルギーに関する情報源

犬のカシューナッツアレルギーは、重篤な健康問題を引き起こす可能性があります。愛犬にカシューナッツを与える前に、必ず獣医師に相談してください。

犬には危険なマカデミアナッツ

ナッツ類・マカデミアナッツの紹介

犬に食べさせてはいけないのが、マカデミアナッツです。マカデミアナッツ自体に中毒性があるからです。

ニュージャージー州ウェストオレンジ動物病​​院のマリッツァ・ペレス医師(DVM)によりますと、マカデミアナッツは、犬が食べると、嘔吐、震え、体温の上昇、歩行不能などを引き起こす可能性があると述べています。その量は、体重1kgあたり2.4gを超えると中毒を起こすと報告されています。ただし個体差もあります。

マカデミアナッツには十分注意しましょう!

犬にピーナッツを与えても大丈夫ですか

ナッツ類・ピーナッツの紹介

ナッツ類にピーナッツがあります。こちらは、高カロリーで高脂肪な食品です。犬にとって毒性はありませんが、積極的に食べさせる食品ではありません。

なぜならば、メリットよりもデメリットのほうが多いからです。デメリットとして、消化不良による下痢や嘔吐、食道や気管に詰まらせるなどがあります。さらには高カロリー・高脂肪なので肥満につながります。

メリットはとしては、タンパク質、ビタミンB-6、健康的な脂肪、ビタミンE、ナイアシンが豊富に含まれているのが健康上のメリットです。

犬にアーモンドチョコを食べさせてはいけません

アーモンド自体に毒性がない。それならば、アーモンドチョコを食べてしまっても問題ないと考えてしまうことでしょう。

しかし、この考えはとても危険です。なぜならばチョコレートは犬にとても危険な食品だからです。特にハイカカオのチョコは死につながる可能性がありますので、とても危険です。

まとめ

犬にアーモンドを与えるのは、推奨されていません。犬の消化器系に負担となり、消化不良を起こしやすいなどの問題があるからです。

また、くるみやピーナッツ、カシューナッツも与えないほうがよいナッツ類です。しかし与えすぎはよくありませんので注意しましょう。最後に、マカデミアナッツやアーモンドチョコは絶対に与えてはいけない食品です。

くれぐれも、愛犬の健康のためにナッツ類には注意しましょう。

執筆者
ペットフードアドバイザー・ゆずりん

私が子どもの頃、犬を飼い始めたのはペットフードがまだ広く普及していない時代でした。その当時、私の近所では多くの人が犬にご飯に味噌汁をかけたものを食べさせていましたので、私もそれを見て同じようにしていました。しかし、その犬たちが短命だったのは、後になって理解したことですが、塩分の過剰摂取、タンパク質の不足、及び栄養バランスの不備が原因であったと考えられます。このような個人的な経験を通じて、ペットフードや犬の健康に関する知識を深めてきました。この知識を生かして、私は記事を書き、それをオンラインで共有しています。

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